内容説明
「渋沢論語」は、ビジネスパーソンの「最強の教科書」!明治の実業界で活躍し、東京ガス、東京証券取引所など、500もの会社設立に関わった日本の“資本主義の父”渋沢栄一は、年少時代に出合った『論語』を終生手放さず、経営の指針とした。「『論語』は一言一句がすべて実生活に即応用がきく。人生、物事の基本の道理を説いて実にわかりやすく、2500年後の今日でも、読めばすぐ納得して実行できる」「人生でも、仕事でも、どう判断してよいか悩むときがある。そんなとき『論語』の物差しに照らして考え行動すれば、絶対に間違いはないと確信している」読んだその日から実践できる「実学」としての『論語』を、渋沢自身の経験も交え、心血を注いでわかりやすく解説。理学博士で東京大学名誉教授の竹内均の解説を加え、大反響を呼んだ書籍が、読みやすい新装版で蘇る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちびbookworm
50
★3.5-4.長年挫折してきた「論語」。渋沢の解説を頼りに「併読」すると、わかりやすい!◆「里仁」編。渋沢の解釈→どこに住もうと、仁(思いやりの心)を古里とせよ◆知の上に仁を置くこと→ビジネス上の判断する際、仁を意識しよう◆(原著では)孔子は貧富どちらも否定していない→広く民を救う/文明社会には金銭が必要。正しい稼ぎ方か否かが重要→「算盤を取って富を図るのは、悪いことではないが、算盤の基礎を仁義の上においていなければならない。」◆「恭敬(つつしみ敬うこと)」の態度を堅く保て。(粗暴にならぬなら万事O K)2021/12/12
さむ
2
渋沢栄一の人生に多大な影響を与えた『論語』。彼の人生の節目の出来事や歴史上の人物の成功や失敗が論語に照らし合わせ分かりやすく解説されている。これからどう生きていくべきか漠然と悩むこともあったが、日々謙虚に学び続けた孔子や渋沢の姿に、励みをもらえた。折角論語に興味を持てたので、自分の人生に落とし込んでいきたい。2021/09/19
Kitamuu
1
上には必ず上があると思う頭の低さが成長のバネになる。考えすぎる人に棚ぼたは落ちてこない。保身に過ぎれば必ず信を失う。自分の過ちを正すのに手遅れは絶対ない。自分に見切りをつける人間ほど卑怯なものはない。殿をどうまとめるかにこその人の真価が表れる。苦言の受け取り方、生かし方で人の器は決まる。頭と体が平等に汗をかいているか。 物事の先を読むには必ず過去を省みよ。2020/12/31
Yoshika Komatsu
0
■渋沢栄一の実体験が盛り込まれた『論語』解説本。 ■井上馨、山縣有朋、伊藤博文、大隈重信などの人物評が、論語の一文に例えられていて、『論語』の独特の堅苦しさがなく、エッセイ風で面白く読める。 2023/04/05
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