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内容説明
なぜCFOが「企業成長」と「日本経済復活」の鍵なのか? 4年連続「ベストCFO」を受賞した著者が示す、企業と個人が目指すべき道とは。「CFOは冷徹な計算と非合理的なまでの熱意を併せ持ち、企業成長のエンジンとなるべき」というCFO思考こそが、企業のパーパスを実現させる。朝倉祐介氏、堀内勉氏絶賛!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョンノレン
44
MUFGのCFOを経てNikonの同職に就く著者が、本邦において手堅い金庫番の域を出ない財務担当最高責任者の経営管理スパンをすべてのステークホルダーとの関与を前提として、IRや経営戦略やリスクマネジメントに主体的に関与できる存在までレベルアップを願い熱く語る、実に中身の濃い本。米国企業は過去の実績としての損益計算書のみならず将来のリターンのための諸投資を反映する貸借対照表の姿も重視。リターン追究とリスクテイクのダイナミズムなしの内部留保オンリーはあり得ない。日本企業の決断類型と海外の差も浮き彫りに。2024/05/26
速読おやじ
30
最近読んだビジネス書の中では珠玉の書。著者は私の最初に就職した銀行の先輩にあたる方だ。当時から優秀な方がいるとの評判だけ聞いていた。帯に推薦を書いていらっしゃる朝倉さんの投稿を見て遅ればせながら読み始めた。日本に欠けているものは経営者のアニマルスピリッツだと言う。頭をガツンと殴られた感じだ。実現したいことに対する非合理的なまでの期待と熱意!そしてCFOとは金庫番思考ではなく、アニマルスピリッツを持ち企業成長のエンジンとなるべきCFO思考を持つべしと。アクティビストの対話など著者の生の経験談も頗る刺激的!2023/09/20
奈良 楓
20
【とても良かった】● 著者はニコンCFO。 ● リスクを把握しているからこそCFOが中心となってリスクを取りましょうという本。 ● アニマルスピリットがキーワード。「実現したいことに対する非合理なまでの期待と熱意」のことで、漠然といわれるこの言葉の著者なりの解釈が腑に落ちた。 ● 三菱のモルガンスタンレー銀行の投資の話が面白い。● リスクをとることに対する熱が伝わる良書。2023/12/30
ほし
17
MUFGでCFOを務められ、現在はニコンのCFOである筆者により、CFOが担うべき領域や思考法が描かれる一冊。これからのCFOに求められることは、安全性のみを重視するブレーキ役に留まるのではなく、リスクキャパシティを見定めたうえで、その範囲内でのリスクについては引き受けることを促し、CEOのアニマルスピリッツを支えるビジネスパートナーであることだとします。またCFOの責任領域が拡大を続けているなか、所謂事務系のビジネスパーソンにはCFOになるつもりでキャリアパスを描いてほしいとしています。2023/06/26
だ
16
かつて日経ビジネスで「おのれ!間接部門」という特集が組まれていた。詳細は覚えてないが、間接部門はルールで現場を縛り、事業推進に必要以上にブレーキをかける、といった内容だったように思う。CFOといえば間接部門の親玉であり、安全運転の権化のようなイメージを持っていた。が、本書はそれではいけないと警鐘を鳴らす。著者は豊富なCFO経験を通じて「日本企業に『欠落』している最大のものは(中略)経営者のアニマルスピリッツ」であり「CFOが(中略)成長のエンジンになること」こそ重要と解く。なるほどと頷くことが多かった。2023/11/19
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