水張田の季節

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水張田の季節

  • 著者名:柳原恵津子
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 左右社(2023/06発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784865283693

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内容説明

研究者としての仕事と家庭を行き来しながら詠まれた、気鋭の著者による第一歌集。初期作品から現在まで、現代短歌社賞佳作となった連作「水張田(みはりだ)の季節」を含む344首を収録。

〈栞〉
染野太朗「サンダルと万緑」
樋口智子「春はまた、花を連れてくるから」
黒瀬珂瀾「忙しくって、寂しくて」

〈収録短歌より〉
生きているだけでふたたび夏は来て抜け殻に似た棚のサンダル
それぞれの臓腑に白く降る雪よわれには淡く父には深く
ラスボスとして死の影の差す午後にいっしんで書く勤務報告
おやすみ、と書斎へ向かうこの人も燃えさかる一点をめぐる星
夕凪の汀の喜怒をきらめかす十八度目の冬のむすめは

目次

I 花に額づく/ログイン/欲の煮くずし方/蟹の缶詰め/音のない火事/夏富士/冬樹の枝/細く細く/お酒と海と/春の山
II ハッピーマンデー、そして火曜日/弥生朔日/ある朝ある夕/車窓/ハスキー
III 水張田の季節/春の花殻、夏の蕾/夏風邪/仰ぎみる/立山行/出願の朝/静物/あそび/モノレール
IV cards/時間/夏の道/手を振る/御在所/追う才/安全装置/そして、近ごろは/フーコーの振り子

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