アルファポリス文庫<br> 貸本屋七本三八の譚めぐり

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アルファポリス文庫
貸本屋七本三八の譚めぐり

  • ISBN:9784434320279

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内容説明

「本」に特別な力が宿っており、使い方次第では毒にも薬にもなる世界。貸本屋「七本屋(ななもとや)」の店主、七本三八(みや)は、そんな書物をこよなく愛する無類の本好きであった。そして、本好きであるがゆえに、本の力を十全に発揮することができる。彼はその力を使って、悩みを持つ者たちの相談に乗ることもあった。ただし、どういった結末にするかは、相談者自身が決めなければならない――

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

39
タイトルに惹かれたけど面白かった。 本が力を持つ世界。であれば「実用書」の方が需要があるのは当り前。「譚本(小説)」は追いやられている。 そんな中「譚本」が引き起こす怪異を解決していくのですが、やっぱり人間が一番怖い(⁠^⁠~⁠^⁠;⁠)⁠ゞ 続きが出たら読みたい。2025/05/20

キナコ

19
明治時代をベースとした、まったく異なる日本が舞台のファンタジーライトノベル。本が力を持つ世界。技術や知識も本で解決。ただし、おとぎ話や純文学は禁止されている。設定は面白い。人の思いを本へと移すのも格好いいかな。怪異やミステリー要素は弱め。主人公の設定的にもシリーズ化しそう。2024/05/24

長峰

4
時代背景は大正をイメージさせるが漢字を変えることでまるで別の世界のような雰囲気を出す藤京で、貸本屋を営む店主三八。そこに世間知らずな青年が訪れたことで始まる本にまつわるお話。この世界では「本」自体に特別な力があり、それにまつわるお話が入ってる。予想外で面白くて驚いた。特に世間知らずの青年が某鬼狩ります黄色の少年みたく叫ぶシーンが笑えた。店主の三八も一癖も二癖もある人物だからさらに面白かった。2024/07/22

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