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内容説明
※本書は、2021年1月に小社より刊行された『科学者たちが語る食欲』を加筆・再編集したものです。
食欲のしくみ初解明!
私たちは「タンパク質欲」を満たすために食べていた
科学誌『New Scientist』ベストブック受賞!
「人類にとって重要な書」と
世界中のアカデミアから絶賛、続々!
「面白くて一気読みした」
D・シンクレア(ハーバード大・医学大学院教授)
なぜ人間だけが食べすぎるのか――
シドニー大学の世界的栄養学者2名が
「人類の食欲の謎」に迫る。
旅は、「バッタ」から始まる――。
門外不出の研究写真つきで贈る
知的興奮の冒険!
本能のしくみを明らかにした本書を読めば
「食べすぎ前」に満足し、
体重を増やさずすむ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムチ
57
正月にちょいと覗いたYouTubeで紹介されていた食に関する啓蒙テキスト。筆者デイヴィッドはオーストラリアの環境学の専門家。35年に渡る食の探求を通じて見えて来た軌跡が克明すぎる。装丁はアフリカ的な茜色…そこにEAT LIKE THE ANIMALS。バッタ、イナゴ、ショウジョウバエの生態と脳のマッピングから引き出されたタンパク質欲。初めて耳にしたタンパク質レバレッジなるものとは何ぞや。生物は長寿と繁栄、いずれを求めて食するのか。健康ニーズの変化や肥満とホルモン関係の実証がかなり面白い。簡単に読める一冊2024/01/15
Akki
47
最近読んだ実用書の中で一番好き。内容の半分以上が、さまざまな生物と食事についての観察実験を解説したもので、これが最高に興味深くて面白い。私はぽっちゃり〜肥満体型の時代が長かったのだが、22歳の頃をピークに、そこから20kg減量して今に至る。だから、自身の食事内容の変化と照らし合わせて読むことが出来た。また、周囲の人々の食嗜好を思い出しながら読むことで、納得感がより強まった。選んでいるようで選ばされている。私たちは、どうしようもなく、間違いなく、一介の生物に過ぎない。2023/08/13
Sato
43
なぜ人間だけが食べ過ぎるのか 意思に頼らず食べ過ぎがなくなる!のキャッチコピーに惹かれて読んだ(笑)オーストラリアの環境学の専門家が35年に渡る研究で導き出した「食欲」の正体について書かれている。食欲は必要なタンパク質量を満たすことでおさまる。タンパク質は旨味や塩味で判断されるためタンパク質量が不足している時にはスナック菓子が食べたくなるそうだ。タンパク質量の少ない食事では必要なタンパク質を摂取するために食べ過てしまい肥満の原因になる。しかしタンパク質を摂取し過ぎると子孫を残す可能性は高まるが短命になる。2024/01/17
ta_chanko
33
食事に占めるタンパク質の割合が低いと、人間も動物もバッタも、タンパク質欲を満たすまで食べ続けてしまう。炭水化物も大切だが、その割合が高くなりがちな現代人の食生活では、肥満が増えてしまう。さらに、タンパク質がほとんど含まれないスナックなどのお菓子や、油で揚げたジャンクフードを食べる機会が多い人(貧困層など)では、状況はざらに悪くなる。結局、食物繊維を多く摂り、腸内環境を整え、バランス良い食生活を心がけることが大切。タンパク質は多めに。2023/11/01
Take@磨穿鉄靴
29
動物での実験、観察は興味深かったけど(必要たんぱく質量に依存するって形で選択的にエサを選別している)まだ少し半信半疑ではある。結局のところ超加工食品によってその辺りのセンサーが破壊されている人類にとっては再現性の無い話になってしまっていて著者が最も伝えたいであろう結論、及び情熱がボヤけたまま終わってしまった感あり。怠惰な生活、加工食品にどっぷり浸かっている人の話だけでなくアスリート向けの検証も欲しかった。★★★☆☆2025/04/15
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