内容説明
人生の壁にぶつかったとき、これから先が見えなくなったとき、この場所がいつも僕を救ってくれた――愛する人のために、将来の平和のために、若くして散っていった青年たちがいました。「特攻隊」とよばれた彼らが人生最後の数日を過ごし、そして飛び立っていた場所、鹿児島・知覧。彼らが自分の命と引き替えに残した未来への思いは何だったのでしょうか。そして、「あなたは、いま幸せに生きていますか?」こう問いかけられたら、あなたはどう答えるでしょうか。イエスと答えられなかった、あなたにぜひ、読んでほしい。「人生に迷ったら、知覧に行け」読後、大切な何かを感じていただけるような一冊になりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
turtle
9
何人かの友人が実際に知覧を訪れていますが、その誰もが口を揃えて「行って良かった」という知覧。自分はいつ行けるだろうか。2023/09/03
Cozy
5
20代でたこ焼き屋を始めるも経営がうまくいかず悩んでいるときに、亡き祖父の言葉「人生に迷ったら知覧に行け」を思い出し知覧に。特攻隊の遺書や特攻隊員に関わりのあった方々とのつながりから迷える人々に人生で本当に大切なことは何かを問いかける内容。「あなたは今幸せですか?」「あなたの大切な人は今笑っていますか?」「あなたの命を何のために使いますか?」特典でついていた2022年に行われた90分のセミナーも含めて半日で一気に読み・視聴。2023/07/16
ゆみこ
1
知覧特攻平和会館で特攻隊員の遺稿を現実に目にした時、私は果たしてどんな思いになるのか2024/03/06
hinotake0117
1
なかなか特攻隊の話は自分の中でちょっと美談としてとらえるべきかモヤモヤした部分があったのだが、こうした悲劇を繰り返さないこと、こうした存在あって現在の日本がある、という捉え方をすれば大事な歴史である、と改めて感じられた。2023/09/04