新潮選書<br> 源氏物語の世界

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新潮選書
源氏物語の世界

  • 中村 真一郎【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106038983
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C0393

出版社内容情報

華麗に花開く王朝文学の世界へ――稀代の作家が誘う名随筆。千年の昔、一人の女性の手で書かれた五十四帖の壮麗な物語。宮廷ゴシップ、恋愛模様、権力闘争――ほの暗い御簾の陰に潜む人間ドラマと、失意と孤独を抱えた作者・紫式部その人の内奥に、名うての読み巧者が光を当てる。『枕草子』など同時代の傑作も縦横に併せ論じ古典を読む悦びを語り尽くす、知的興奮に満ちた文学案内。

内容説明

華麗に花開く王朝文学の世界へ―稀代の作家が誘う名随筆。千年の昔、一人の女性の手で書かれた五十四帖の壮麗な物語。宮廷ゴシップ、恋愛模様、権力闘争―ほの暗い御簾の陰に潜む人間ドラマと、失意と孤独を抱えた作者・紫式部その人の内奥に、名うての読み巧者が光を当てる。『枕草子』など同時代の傑作も縦横に併せ論じ古典を読む悦びを語り尽くす、知的興奮に満ちた文学案内。

目次

1 紫式部と『源氏物語』
2 『源氏物語』の世界
3 『源氏物語』の女性像
4 『竹取物語』と幻想
5 王朝のエッセー
6 『狭衣物語』の再評価―二つの変奏曲
7 『堤中納言物語』
8 『今昔物語』―武士を頂点とする庶民の世界
9 『とはずがたり』による好色的恋愛論
10 平安朝の女流文学

著者等紹介

中村真一郎[ナカムラシンイチロウ]
1918(大正7)年、東京生まれ。東京大学仏文科卒。1942年、福永武彦らと新しい詩運動「マチネ・ポエティック」を結成。1947年『死の影の下に』で戦後文学の一翼を担う。「春」に始まる四部作『四季』『夏』(谷崎潤一郎賞)『秋』『冬』(日本文学大賞)、『頼山陽とその時代』(芸術選奨文部大臣賞)『蛎崎波響の生涯』(読売文学賞、日本芸術院賞)など多数の著書と訳詩書がある。1997年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

14
あらゆる〈源氏物語〉に関する本を読みたくて借りた。本書は復刊で1968年の本で著者はもういない。西洋文学〈プルースト〉など似ていることを発見し、新しい視点。そういえば〈宮廷物語〉としてはそうなのかもしれない・・。それより〈源氏物語〉以前・以降の古典にどことなく王朝時代があるんだな。2023/08/22

はるわか

13
この時代の最大の美徳は「好色」にあったのだから。/光源氏の須磨流遇のモデルとなった中の関白伊周の一族を、道長が政界から粛清した事件の残酷さを『大鏡』で読み、源氏物語と比較すると、当時の政治上最も重要な事件が、政権奪取の圏外に置かれた紫式部のような女房たちにとっては、哀れ深い男女関係のもつれに置き換えられて理解されているのが判る。2023/09/26

miso soup

6
源氏物語をちゃんと読んだことのない自分にとっては、登場人物の関係や背景などを知れて良かった。ただの恋愛小説ではなく、そこに登場人物同士の対比や深い心理描写があって、現代の我々も共感できるような内容になっているのが、紫式部の天才性を表している。これを機に、現代語訳の源氏物語を読んでみようと思った。2023/10/17

peco

1
他の世界的古典文学や当時の慣習、風俗、制度にも解説の目配りをしながら幅広い視点で『源氏物語』を論じる氏の教養豊かな世界に冒頭から惹き込まれる。途中『竹取物語』や概ね同時期のエッセイ論も展開され、単に『源氏物語』という稀有な小説を論じるのみでなく、新たな読み物が必要とされる“時代背景”にまで思考の波を連れて行ってくれる。 あらためて千年もの昔に産まれた時から筆者の言うところの「古典」たり得た『源氏物語』の幸運と普遍性を思う。 「現代の我が国の文明は非常に余裕に乏しい」という氏からの箴言を胸に刻んで読了した。2024/04/10

アンコ椿

0
これから源氏物語を読み始めます。その準備として目を通すもあまり役に立たなかったわい。2023/07/03

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