竹書房文庫<br> 忌怪島〈小説版〉

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竹書房文庫
忌怪島〈小説版〉

  • ISBN:9784801935372

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内容説明

2023年6月16日(金)公開
清水崇 監督・西畑大吾(なにわ男子)主演
映画「忌怪島/キカイジマ」を完全小説化!
恐怖は、〝村〟から〝島〟へ──

バグじゃない! 呪いだ!

絶海の孤島で起こる謎の連続死
現実と仮想が交わり始める時
最恐の呪いが再起動する……

あんたらが見たっちゅう赤い女ね……
そりゃイマジョだよ。
この島が生んで、
こびりついた罪穢れさぁね……

〈あらすじ〉
同日、同時刻、同じ死に方をした男女
全く別の場所の室内で、2人は海水に溺れて死んだ……

未だシャーマンが棲む島。
その島でVR研究を行う片岡友彦とチーム「シンセカイ」。
突然のシステムエラー、突如出現する赤いバグ。
シャーマンは語る──「それは〝イマジョ〟じゃ」
交わり始める異世界と現実世界。
瞬く間に島を覆う怪奇と死──。
〝イマジョ〟との関係は?
彼らは謎を解き明かし、生きて島を脱出することができるのか……!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

67
前作までは村だったが、今度は舞台を島に移しての恐怖劇。物語の様相も変わり、前までは肝試しの若者が酷い目に遭うのと、それに関連した村の因縁が物語られていたけど、本作では最先端の技術VRMMOが話の中心。ただ文中にある様に「高度に発達した科学は魔法と区別がつかない」という有名な言葉のように、自分の頭じゃどうなってるのか科学の説明書みたいに解り辛いところも。ただこういう科学によって未知との通路が開くって設定惹かれますよね。読んでいると名作『回路』を思い出す部分も。とあれ新しい島シリーズ、今後に期待したいです。2023/06/27

のりすけ

25
映画観て補填する意味合いで読んだ。このシリーズ(「村」ときて「島」)はノベライズ読まないと分かんない部分があるのが不親切。だけどこれをそのまま映画化したらR指定かかるで!と思うようなハードな内容。映画では意味深に終わったラストもきれいにまとまってて良かった。執拗に左目を狙うイマジョがコワイ。あとがきが一番コワイ。とりま、アッキーナが今回も出てたのが善き…善き?本土にもイマジョ拡散のヨカーン。『忌怪島』本気versionが観たいよぅ。2024/04/10

さやなか

23
本文よりも著者のあとがきの方が怖いって言うね。昔読んだ「リングシリーズ」にも似た感も得たが、説明が足りないのか私の知識不足なのもあるが、祟りや呪いという類いのものにVR技術の設定を盛り込ませるのは私的にはラムネにサイダーを混ぜ合わせるようなもので、惹かれる要素が残念ながら薄かったです。絶望の中にも希望を与え、しかし、最後は結局不穏なまま終わる流れはホラーあるあるなので、ならば余計な設定はせず、もう純粋に呪いや祟りを描ききってほしいと1人呟き程度の不満であります。映像ではまた違うのだろうか。うーむ。2023/09/22

23
映画観てから読んだ。まあまあかな。2023/06/18

キナコ

18
映画を見たが、一部分からない部分もあったので購入。文章だと、またキャラクターの関係性が変わって見える。チーフと主人公の関係とか、チーム感のぎこちなさなども分かりやすかった。読了後に再度映画を見ると、また違った印象がある。2024/02/22

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