小学館新書<br> 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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小学館新書
女らしさは誰のため?(小学館新書)

  • 著者名:中野信子【著】/ジェーン・スー【著】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 小学館(2023/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098254545

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内容説明

正解を誰よりも早く選ぶ努力はやめませんか。

「女らしさ」は損か得か。「女らしさ」は誰のために存在するのか。そもそも「世間が考える女らしさ」とは何か──生き方が多様化し、男女ともに「正解」や「ゴール」がない今、私たちはどのような道を選択すれば、心地よく生きられるのか。

コラムニストのジェーン・スーと脳科学者の中野信子が、女性のみならず男性もが知らず知らずのうちに組み込まれている「残酷なシステム」を詳らかにする。

「自分の欲望をなめるな。普段はひた隠しにしても、その炎が消えることはありません。隠せば隠すほど胸の奥でくすぶり、自由闊達に生きる人を恨めしく思い続ける燃料になってしまう」(ジェーン・スー)


「私たちは、迷い、間違える。正しい答えを選べない。何が正しいのかすらわからない。私たちは不完全である。しかし、こうした私たちの不完全性が、何かの意味を持つのだとしたら、どうだろうか」(中野信子)


コロナ禍で可視化された男女の不都合な真実、2023年のアカデミー賞でわかった「分母(選ぶ者)が変われば結果も変わる」という事実ほか。

◎敵と味方とルールを再検証する ◎恋愛と結婚、私たちの場合 
◎なぜ女は自信を持ちづらいのか?◎いつか結婚も出産もレジャーになる
◎ジャストフィットな生き方は自分で決める

*2019年刊行の『女に生まれてモヤってる!』に最新状況を
を加筆、再編集して新書化したものです。

(底本 2023年6月発売作品)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

32
うん、全編通して大いに納得。 …はもちろんしたんだが、やっぱり「女は得だよな」っていう観念から抜け出せないんだよなぁ。 なぜかと言うと、取りうる戦略の幅広さと、それらを自由に組み合わせていいとこ取りするバイタリティが女性にはあるから。 現に、この対談をしてるお二方だって、本書の内容に沿って「見た目以外」のところでちゃんと努力し才能を発揮しつつ、見た目にだってちゃんと気を配ってるもの。帯を見てもバッチリメイクしてるんだろうしね。(→続)2023/07/13

はるき

17
 既読の新書判。できたら男性にも読んでいただきたいので、嬉しいです。自分らしさの呪縛も怖いけど、他人の(社会の?)モノサシで自分にダメ出しはしたくありませんね。2023/09/09

うずら

16
ページ数の少ない新書だけど、続けて読むのはしんとかった。でもいくつか気づきは得られた。過去にこういう話題を掘り下げたい時期は確かにあったなぁ。戦っていた当時の自分にエール!2023/07/19

TAKA0726

15
内面的な女らしさは控えめ、思慮深い等サポートする意味に捉われるが、自ら行動したりモノを言うところにはない。女っぽいだと意地悪なマイナスイメージ。美・モテ・若さは全て目ベリする価値。男らしさ=支配、奢られる事は相手の支配を受け入れること。女らしさは弱さとセット、女の敵は女で目立つ事でああはなりたくない、が女性の地位が向上できない。人は女に生まれるのではなく女になる、は社会から誘導され受動的選択で女を選ばされる。男性社会設定のゴールが全てではない、正解を選ぶや間違えないことは大事ではなく選んだ答を正解にする。2023/10/09

ランラン

15
職場において男性が考える以上に女性は生きづらさを感じている。確かに思いあたる節があり女性らしさを無意識に求めていたかもしれない。管理職の女性は仕事ができる、仕事のできない男性管理職は大勢いる。今の政治家(大臣)を見てつくづく思う。時間はかかるかもしれないが性差ではなく個体差になれば平等な社会に近づくのかもしれない。2023/09/22

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