内容説明
世界史学習は歴史記述を暗記するだけではなく、過去と歴史のズレなどを意識できる力、人が歴史と関わる力、つまり歴史的思考力を養うための学習である。本書は、その教育と学習方法を提示した出会い直しのための世界史テキストである。
目次
序章 ようこそ人生の必須科目『高校世界史』へ
第 1 章 ヒトから人へ
第 2 章 オリエント世界と東地中海世界
第 3 章 地中海世界と西アジア世界
第 4 章 南アジア世界
第 5 章 東アジア・内陸アジア世界
第 6 章 東南アジア世界
第 7 章 イスラーム世界の形成
第 8 章 ヨーロッパ世界の形成と発展
第 9 章 東アジア世界の変容とモンゴル帝国
第 10 章 ユーラシア諸帝国の繁栄
第 11 章 中世から近世へ
第 12 章 古代アメリカ文明
第 13 章 近世ヨーロッパ
第 14 章 欧米における工業化と国民国家の形成
第 15 章 産業資本主義の発展と帝国主義
第 16 章 アジア諸地域の変革運動
第 17 章 世界戦争の時代
第 18 章 近代化と「私たち」
第 19 章 国民国家体制と東西の対立
第 20 章 現代の文化、現代の文明