日本経済新聞出版<br> ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版> 株式投資の不滅の真理

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日本経済新聞出版
ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版> 株式投資の不滅の真理

  • 著者名:バートン・マルキール【著】/井手正介【訳】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 日経BP(2023/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 810pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296115877

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内容説明

◆全世界で読まれている「投資のバイブル」
 1973年の初版以来、全米累計200万部を超え、「投資の名著」として絶賛されるベスト&ロングセラー、A Random Walk Down Wall Streetの最新版。本書の主張は「インデックスファンドへの投資がベスト」というシンプルなものだが、類書と異なる点は、なぜ他の投資方法がインデックス投資に比べて劣っているのかを、データを示してしっかり論じているところだ。過去のデータを鑑み、アクティブファンドの長期リターンが市場平均を下回ることを証明し、「猿がダーツで選んだポートフォリオを運用するのと等しい」とこき下ろすあたりは、読んでいて痛快かつ明快である。
 硬派な内容でありながら、数式はほとんどなく、グラフや表を多用しており、初心者にも理解しやすくなっている。間抜けなテクニカル分析手法やチューリップからITに至るバブルの話など、読み物としても面白く読める。

◆改訂版の特徴
 原著第13版は初版から50周年の記念版。著者のマルキール氏はインフレは当面続くとみているが、その中でもこれまで示してきたインデックスファンド投資が最強という論を引き続き展開する。
 新たな内容としては暗号通貨、NFT、ミーム株(オンラインコミュニティで人気になり、一時的に高値がつく株)について触れるが、これらも最終的には有効ではなく、これまでの手法の良さをさらに強調する材料となるだけである。

目次

第1部 株式と価値
第1章 株式投資の二大流派

第2章 市場の狂気

第3章 1960年代から90年代にかけてのバブル

第4章 21世紀は巨大なバブルで始まった

 第2部 プロの投資家の成績表
第5章 株価分析の二つの手法

第6章 テクニカル戦略は儲かるか

第7章 ファンダメンタル主義者のお手並み拝見

 第3部 新しい投資テクノロジー
第8章 新しいジョギング・シューズ――現代ポートフォリオ理論

第9章 リスクをとってリターンを高める

第10章 行動ファイナンス学派の挑戦

第11章 「スマート・ベータ」と「リスク・パリティー」--新しいポートフォリオ構築方法

 第4部 ウォール街の歩き方の手引
第12章 財産の健康管理のための10カ条

第13章 インフレと金融資産のリターン

第14章 投資家のライフサイクルと投資戦略

第15章 ウォール街に打ち勝つための三つのアプローチ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

59
発行50周年記念の13版が新刊されていたので、復習も兼ねて再読。投資に関しては、結局これと「敗者のゲーム」という古典を読んでおけばいいんだと思っている。「世界指数を握りしめて放さない」が素人にできる最善の投資だという結論はもう出ているんだけど、「何故それが最善なのか?」が腹落ちしていないと、グリップが緩くなることが問題になる。それはシステムではなく、運用者の問題だ。なので、たまに読み返そうと思っている。FXや先物やレバや仮想通貨や個別株に流されないグリップ力を保つためにも。2023/07/23

名古屋ケムンパス

29
金融資産を運用しようと思うなら、どんなに退屈だとしてもインデックス・ファンドを買って、できる限り持ち続けることを只管勧める本です。参考にしましょう。2025/02/06

ヒロキです

10
株式投資について過去の歴史から現代の最先端の考え含めて、様々観点から解説された本。ファンダメンタル価値学派と砂上の楼閣学派は、まさに株式投資の重点な感じだった。アクティブ投資のルールとして筆者は、最低5年はEPSが平均以上の成長期待出来る銘柄を選ぶこと、ファンダメが正当化出来る以上の値段を払い株を買ってはいけない、近いうちに砂上の楼閣作りが始まる土台となるような確固たる成長見通しのある銘柄を購入すべし、なるべく売買頻度を減らすべきのアドバイスを述べていたことは参考になった。読んで良かったと思う2024/10/12

にゅ

9
5年程前、投資を始める前に本書11版を読み、まず120万円をNISA口座で先進国株式インデックスに突っ込んだ。正直かなり不安だったが、5年後50%を優に超えるリターンを吐き出した。当時から購入し続けている新興国や日本株、そして途中で切替えた全世界株式インデックスは、いずれも本書に書かれた理屈通りの値動きをしており、差はあれども着実に含み益を積み重ねている。「どうすればいいか」はそれこそWebの動画に溢れているものの、それをブレずに継続していくには「なぜそうなのか」のデータや理屈を学ぶことが欠かせないと思う2023/10/27

こう

7
低コストのインデックス・ファンドに積立投資、そして持ち続ける。50年経っても変わらない真理。2024/02/13

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