スターツ出版文庫 今宵、氷の龍は生贄乙女を愛す

著者名：蛙田アメコ/夜咲こん

スターツ出版（2023/05発売）

• ISBN：9784813714378

内容説明

大正と昭和の間にあった、とある時代にふたりは出会った――。養子として義両親に虐げられ育った幸せを知らない少女・唐紅和泉。龍の血を引くことで孤独に暮らす滝ケ原虹月。ふたりは帝の計らいで引き合わされ、お互いの利害一致のため和泉はかりそめの許嫁として、虹月と暮らすことに。でも彼は龍の血にまつわる秘密を抱えていて・・・!?　「虹月さまを怖いと思ったことなど一度もありません」「正式に俺の花嫁になってくれるか？」生贄乙女となった少女が幸せを掴むまでのあやかし和風シンデレラ物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっしー]

久しぶりに甘々な話が読みたくなり、手に取りました。よくある王道のシンデレラストーリーでしたが、ヒロインだけではなく旦那側もどうやら訳アリでした。何故に仕送りが出来るのに、養子に出されたのか？と疑問に思いながら読み進めた部分もありましたが…。最後は大団円の感じだったので、続編があるのかも気になりますね。

2024/06/21

[粋]

さらっと読了。最近シンデレラストーリーが多いので、似通うシーンがあるのは致し方ないのかな。和泉の姉も思った通りだったな。最後は結構あっさりしていて、唐紅家とはこれで終わり!?と思ったけど、続くってことなのかしら。

2023/08/09

[史]

スターツ出版は相性が良いですね。所謂シンデレラストーリーであり、甘く、切なく、そして運命的。最後は少し駆け足気味でしたが、しかしながらやはり運命の人であるというのを見せつけてくれるのは非常に美味かな。好きですねえ。

2023/06/22

[栗山いなり]

幸せを知らない少女・和泉が龍の血を引く青年・虹月の花嫁となり幸せを知っていくシンデレラロマンス。主人公である和泉がものすごく自分に自信がないのが丸わかりだったけど育ちを考えれば当然か。色々ありながら幸せを得ていく話でシリーズ化しそうな終わり方だったがするんか？

2023/06/08