コミックエッセイ<br> タワマンに住んで後悔してる

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コミックエッセイ
タワマンに住んで後悔してる

  • ISBN:9784046823847

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内容説明

同じタワマンの低・中・高層階に住む家族3組の虚栄と内情。
そこから見えるのは救いか、絶望か。

「タワマン文学」の先駆者、窓際三等兵氏のオリジナル描き下ろし原作を、
『親に整形させられた私が母になる』などの話題作をもつグラハム子氏が漫画化!

【あらすじ】
九州から念願の東京転勤が叶い、憧れだったタワマン低層階の部屋を購入した渕上(ふちがみ)家。
専業主婦の渕上舞は東京の生活に馴染めずにいたが、小学5年生の息子・悠真が入った野球チームには同じタワマンに住むママ、サバサバ系バリキャリウーマン・瀧本香織(中層階在住)とボスママ的存在のエリート駐在妻・堀恵(高層階在住)の2人がおり、すぐに仲良くなる。しかし転入早々、悠真がエースになったことで徐々に不協和音が…。
低層階と高層階、専業主婦とバリキャリ、子どもの学力、夫の職業など、さまざまな軸で見えない競争意識に駆り立てられていく大人たち。同じタワマンの低・中・高層階に住む家族3組の虚栄と内情を描くセミフィクション。

【解説】
おおたとしまさ(教育ジャーナリスト) 「教育『熱心』と『虐待』のはざまで」

【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】
「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

65
それぞれ色々あるんだなあ。どこでも、ストレスの種はあって、そこに適応できるかどうか、運も大いにあるな。以下メモ。埼玉はね、みんな色々抱えているのよ。あの頃の方が満ち足りているのに、今の方がずっと気が楽だ、そういうことが人生における勝者なんだと私は思う。2024/06/03

シャコタンブルー

63
タワマンに住みたいとは思はないが、どんな人達が住んでいてどのような日常生活をしているのだろうという興味はある。九州から都心のタワマンの6階に引っ越してきた家族が子供の野球チームを通して最上階と中層階の住人との交流が始まる。タワマンには家賃の格差、夫の収入の格差、子供の成績等、上階の住人との格差社会の縮図が当然のように存在する。中学受験を控えて次第に母親の焦りが苛立ちとなり、やがて怒りとなり子供に悪影響を与え精神を病む様子が恐ろしくもあった。子供が安心できる居場所があることが一番大切だと思えた。2023/07/19

けいこ

33
階層格差と子供の中学受験という、今流行りの?タワマン小説、漫画版。まぁタワマンじゃ無くてもママ友の世界ではある事かも。お金があるっていいよね、旦那さんが協力的でいいよね、帰国子女でいいよねって、隣の芝は青く見えるけれど、セレブ、バリキャリ、庶民、それぞれに見えない所でモヤモヤを抱えている。子供のためと始めた中学受験も結局は半分以上親の見栄。怖ーい、可哀想と思いながら読むけれど、私も同じだったなと思う。それぞれの家族が落ち着く所に落ち着いて良かった。漫画なのでサクサクっと読了。結構リアルで面白かった。2024/07/28

はる

23
Kindle Unlimited対象だったので読んでみた。東京人はお金あってもなくても苦労するのね〜(他人事)2024/07/03

りらこ

22
タワマンに住む3組の夫婦。子どもたちは同い年。うわーもうこれだけでストーリーが💦もはや教育虐待。で、その根源がほぼ他人と比べることから出てくる焦りや嫉妬心。息子たちの野球で毎週のように顔を合わせるから余計に色々。マウント取りすぎで恐ろしい。とはいえ全く身に覚えがないわけではない。でも他人を「低層階に住んでいるくせに」みたいな価値観は流石に無かった。しかしタワマン住みならあるのか?教育業界にいてタワマン母達のこと聞いたことあるけどリアルでした。2024/06/23

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