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内容説明
出会いが人間をつくる! 農民から藩士へ、来原良蔵から吉田松陰へ、一介の暗殺者からエゲレス渡航へ、乱に生きた男高杉晋作から治世の男桂小五郎へ、そして女から女へ、奔馬のごとく生きた伊藤博文と井上聞多、坂本龍馬ら幕末の青春群像を描いた傑作小説。
目次
激 流
アーネスト・サトー
冬の季節
馬関砲撃
長州の天才
正義派追放
蜂 起
春輔と赤根武人
乱に生きる男
男と女
女ふたり
桂と高杉
青春児
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
blue-brass
2
購入から27年も放置して、本日読了と相成った。間抜けなことに、青年期を描いた小説だったことに下巻になって気が付いて当時の自分の本の買い方にあきれてしまった。読みたかったのは彼の生涯だったはずで、購入のきっかけは1984年の新紙幣発行だったと思う。切り替わってしまう伊藤博文の千円札は物心ついた頃から身近にあって、お年玉を貰うとポチ袋から出してはその見事な髭面をしばらく眺めていた。それから漱石、英世へと変わっていったがゴメン、じっくりとは見もしない。今度は北里柴三郎になるからひとつ伝記・評伝を読んでみるか。2024/06/22
タツフジ
0
豪華絢爛な幕末長州藩。やっぱりこの辺の物語は面白い!桂小五郎と高杉晋作の対比が印象に残った。昔の1000円札の人生をもっと読みたくなった!2015/02/20
Ryuji
0
★★★★★
Arata Matsui
0
後世における伊藤博文の不人気の原因が、何となく分かる一冊です。彼の良い点でもあるんですが、人生で会った人を尽く利用するんですよね。男女かまわず、自分の為に消化していく様子は、個人的には好感を持てませんでした。2012/07/21
ホームズ
0
1996年11月19日初読
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