内容説明
帝国の妄想と国家の暴力に抗する――アカデミズムが捉える政治の「本質」！「国家と戦争」の名著！
ナショナリズムの勃興が早熟的に帝国主義的な膨張につながり、ウルトラ化の果てに破綻することでそのサイクルを終えた20世紀の日本にとって、中国と韓国のナショナリズムの脅威感は、国家に求心力を求めるネオ・ナショナリズムの拡がりを促すことになった。このナショナリズムの逆流が、歴史修正主義の装いのもとに過去の歴史の清算を迫る「従軍慰安婦」をはじめとする数々の戦争犠牲者たちの「証言」に強い反発を示したのは、ある意味で当然であった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mm
15
まだ、半分しか読んでないけど一言、言いたいので。2003年に出版されたもの。13年前に、流れとして動きとして、この本に捉えられていることは、そんまんま今に続いている。台風の予想進路がドンピシャ当たった！くらいすごい。姜尚中預言者に信者がついても良さそうなもんだけど、9登録でした。ISについても、トランプさんなぜ強いにしても、憲法改正にしても、先日の降ってわいたような天皇陛下退位のご意向報道にしても、なんか補助線見えた。前に姜尚中さん読んだ時にも顔を洗って出直しと思ったけど、もうクレンジングで3回洗うわ。2016/07/20
ああああ
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昔読んだ時よりも早く読めた。一応、読解力上がってるのね。2020/10/06
