内容説明
ヘミングウェイはなぜ缶を蹴ったのか?/隣の街と分別方法が違うのは何故か?/日本は何故焼却大国になったのだろうか?/プラスチックの栄光の時と挫折の時って何?/56年前のオリンピックと東京2020はどう違うのだろうか?/使い捨てのプラスチック袋を指定袋にするのはなぜだろうか?/新しいごみ戦争が中国の動向で起こるかもしれない?──これらの解答は本書の中にあります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Gasse
7
私は途上国でゴミ関連の活動をして、その後廃棄物管理(Solid Waste Management。以下SWM)業界の端くれとして働き始めたのですが、行く前に読んでおけばよかったなーと思った一冊。日本の第2次世界大戦後のSWMの歴史を網羅した本なのだけど、コンパクトにまとまっていて、読みやすく、軽く読めてしまう。ここ数十年だけを見ても、色々な動きがあったのだなぁと、様々な事例を通して思う。そういう意味では、日本のSWMは今なお発展途上にあるとも言える。2023/11/25
Ezo Takachin
6
廃棄物処理に関する戦後の流れが大まかにわかりました。東京オリンピック以前は、発展途上国のような状態であったと初めて知りました。そして、オリンピックや高度経済成長を機に、公害対策も考えながら進化していきます。しかし、住民の反対や財政予算の不足など思うような廃棄物処理になっていなかったのも事実です。SDGs時代の今、ごみ処理・分別等を改めてじっくり考える必要があります。2020/04/15
Sanchai
3
戦後から今日に至るまでの日本のごみ問題への取組みの通史。今となっては忘れてしまっている過去に世を騒がせた様々な出来事を思い出す良いきっかけにもなったし、ごみの構成の変遷がごみ問題にもたらした影響もよくわかった。知人である著者から聞かされてきたお話の背景が本書を読んでよく理解できた。ごみ問題にはいろいろな領域があるが、相互に関連づけて考えて行かなければならないことも学び。2020/09/12
ボン・孤薔薇
1
地元図書館にて。とにかく読みやすく分かりやすい本でした。戦後の復興期、高度経済成長期、バブル期、その後に分け、当時の時代背景(ごみにまつわる事件、関連する法律の成立過程など)も丁寧に拾ってあり、学び多き一冊でした。もう一度読みたい。2025/05/18
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