幼児はみんな天才―石井式漢字早教育のすすめ

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幼児はみんな天才―石井式漢字早教育のすすめ

  • 著者名:石井勲【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 日本教文社(2023/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784531061761

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内容説明

幼児期に習得した豊富なコトバが、人間を大成させる。
幼児の能力を無理なく引き出す漢字の学ばせ方・教え方を公開。


1、初めて文字を学ぶ一年生にとっては、かなよりも漢字の方がずっと覚えやすい。
2、まずかなで読み書きする習慣を作り、次々にこれを漢字に改めて行くので、漢字を使う能力が育ちにくい(以上、二つの理由から、「社会で一般に漢字で書くのが常識と考えられる言葉は、最初から漢字で教へるべきである」と確信するようになりました)。
3、漢字学習を困難にさせている理由の一つは、読みと書きとを同時に行っていることにある。読みの学習を十分にさせ、字形の認知力を深めてから書く学習に移れば、容易に書けるようになる。
4、漢字の字画の多少は学習の難易にほとんど関係がない(〝七〟や〝八〟の習得率は〝雲〟や〝雪〟よりもずっと悪い)。
5、漢字を覚える能力は、一年生が最も高く、学年が進むにつれて能力が低下する(一年生は六百字でも困難を感じないが、六年生は二百字でも困難である)。

 読書力はあらゆる学習の基礎です。どんな学問でも、書物を読むことから始まるからです。その読書が、漢字力の強弱にかかっていて、漢字力が強ければ、普通の人の半分の時間で逆に二倍の知識を吸収することが出来るかも知れません。その漢字力を養うのに最も適した時期が幼児期です。
 本書は、その幼児期の漢字教育の仕方をどなたにでもわかるように解説した本です。*本電子版では紙版の内容の一部(対談、および討論)は、連絡先が不明の著作権者がいらっしゃったため、掲載してしておりません。

目次

まへがき
序 章
第一章 子供の将来を決めるもの
第二章 偉大な言葉の力
第三章 漢字の特性
第四章 上手な漢字の学ばせ方
第五章 カール・ヴィッテの教育
第六章 具体的な漢字の教へ方
第七章 体系的漢字学習法
第八章 漢字の仕組
第九章 漢字の見方、考へ方
講演
講演 漢字は才能を開発する─漢字教育の実際指導─
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

isao_key

1
石井先生の本を2冊読み終わって、日本人の基礎学力向上、国際人を養うためには、幼児期から漢字教育を行う、これしかないと思うように至った。問題児がなくならないのは教室に座っていても、教科書をきちんと読めないため、分からない。なので面白くない。もし理解し読めれば、勉強も楽しくなる。この本の中で先生は、明治以来国語教育の4つの誤りについて述べている。またドイツ人牧師の父を持つカール・ヴィッテの受けた教育方法もたいへん興味深い。留学生に毎日漢字を筆で書かせたところ1年で当用漢字が書けるようになった話も参考にしたい。2013/01/11

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