禁じられた遊び ふたたび

個数:1
紙書籍版価格
¥990
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

禁じられた遊び ふたたび

  • 著者名:清水カルマ【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン(2023/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784799329573

ファイル: /

内容説明

映画公開2023.9.8『禁じられた遊び』待望の続編
あの恐怖から20年、怨念は消えない


『禁じられた遊び』から20年後ー。
あの惨劇の1年後に倉沢比呂子と柏原亮次は結婚したが、比呂子はすでに亡くなり、ふたりの間に生まれた娘、日菜多は18歳の高校生になっていた。
「カケラ女」の都市伝説に興味を持って調査していた亮次が、くも膜下出血を起こして急死する。それ以降、さまざまな怪奇現象が日菜多を襲う。
一方、6歳の少女・乃愛は両親がいないために養父母に育てられていたが、日々虐待されていた。
ある夜、乃愛はどこからか聞こえる悲しげな声に導かれて干からびた指を見つける。
「私はあなたのママよ。ママを生き返らせて」という言葉を信じ、乃愛は指を庭に埋めて呪文を唱え始めた。
乃愛が蘇らせようとしているものは? そして怨念が向かうのは……?

<前作の感想>
■第4回本のサナギ賞大賞受賞。審査当時の書店員のみなさまからのコメント
夜中に読み始めたが最後。
怖いわ面白いわで寝れなくなりました。
(喜久屋書店北神戸店 松本光平)

読者である自分もクタクタになるくらいの読後感。
思わず「早く解放してくれ~」っていいたくなりました。
(未来屋書店 小坂橋央)

ミステリ、ホラー、イヤミス要素がバランス良く、最後まで飽くことなく
一気読みしました。新人ですよね?
(明文堂書店 富山新庄経堂店 野口陽子)

とてつもない愛が狂気に変わる瞬間がなんともおぞましい・・・
この物語自体が悪夢である。
(ブックジャーナリスト 内田剛)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

62
『禁じられた遊び』から20年後の物語。今度は比呂子と亮次の間に生まれた娘・日菜多が主人公。都市伝説となりしぶとく残る怨念が息を吹き替えし、母と同じように怪奇現象に見舞われる日菜多。養父母から虐待を受ける可哀想な少女・乃愛も巻き込み再びあの呪文が唱えられる。「エロイムエッサイム・・」それにしてもしつこく付きまとう彼女の呪い。それだけ怨みは深いということだろうがまるでリングの貞子のようなイメージ。闇の深さとスリリングな展開、余韻を残すラストも含めてこちらの続編も映像化に向きそうな物語だった。2023/09/02

うまる

36
シリーズ4冊目。これまでの集大成で、シリーズを追ってきた身としては、とても楽しい人物相関でした。復讐されても仕方ないような、クズ共のエピソードも相変わらず面白い。そこは復讐側で読んでスカッとするけど、主人公側で読むと美雪を応援する訳にはいかないと、ジレンマに悶える読み心地でした。「忌少女」のあの人も出てきて、そこに年月を感じるのが良いつくりです。やはり間に出た「カケラ女」「忌少女」を読んでから、このふたたびを読んだ方が面白いと思います。意外な人がアレに辿り着き、更なる怨念を期待できそうなラストも良い。2023/07/02

ふみ

11
なんでかな、めっちゃ怖いはずなのに全然怖くない。え?これ映画になってるの?たしかに映像映えしそうな気はしますね。2024/03/12

麻友

5
図書館で借りて読了。正直、前作の内容がすっかり飛んでまして…(見たら、前作読んだの3年半程前でした)人物相関からどうだっけ?って感じでしたが読み出してからは早かったです。でも、何か最後、含みを持たせた終わり方でしたよね?2023/10/04

ミロリ

4
前作があるのに懐かしい要素がほぼない。シリーズでいうと「忌少女」が今のところ1番面白いまま。まだカケラ女は続きそう。ホラー界のニューヒロインにはなれそうでなれない。2024/01/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21322755
  • ご注意事項