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内容説明
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ホッキョククジラが見た海の変化とは?
北極のひろびろとした海にくらすホッキョククジラは、
200年もの長い時間を生きるといいます。
その長い一生で、たくさんのなかまと交信し移動して生活しています。
これは、ホッキョククジラのボウが見た北極海の物語です。
200年の長いときの中で、環境はどのように変化してきたのでしょうか?
ボウと一緒に見てみましょう。
※この作品はカラーです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
読み友さんの感想を読んで。北極という極限の環境に適応して生きてきたホッキョククジラを題材にした美しい絵本です。このエリアに住むアメリカ先住民との関係も深い動物なので、そういう視点がなかったのはちょっと寂しかったけれど、長い時を旅する1頭のクジラが主人公というのはとても素敵でした。クジラもかなりの量のプラスチックを誤食してしまっているんだろうなあ…。2025/03/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
ホッキョククジラは200年ほど生きるものもいるという。主人公のホッキョククジラのボウの視点から、2世紀という時間で地球(ホッキョククジラは北極近郊のみ生息)を語っている。あとがきや解説でホッキョククジラについて書かれているが、どの生き物にとっても人間のエゴで環境が変わり生きにくくなっている…。2023/08/09
マツユキ
13
ホッキョククジラ、寿命が長いんだね。その間に人間の技術も変わっていくけれど、ホッキョククジラの生態には悪影響になっていて、申し訳ないです。生き生きと描かれた絵が迫力があって、考えるきっかけにもなる、良い絵本です。2024/10/09
遠い日
11
これもSDGs関連の本ですね。ホッキョククジラの生態を紹介しつつ、200年も生きるホッキョククジラから見える地球環境、海の環境の問題がどうしても浮かび上がってくるからです。これはホッキョククジラにとっては、生き難いこと極まりないでしょう。人間の科学の発達と軽勢優先の活動のために侵されることごと。溜め息が出てしまいます。2023/07/06
timeturner
10
寿命の長い北極クジラが生まれてからの200年を描くことで地球の変化を教える本。捕鯨、石油基地、潜水艦、地球温暖化……どんどん生きにくくなっていくボウやその子供たち、孫たちを見ながら、ずっと心の中で「ごめんね、ごめんね」と謝っていた。ほんと、人間ってろくなことしないなあ。2023/07/19