動くはずのない死体~森川智喜短編集~

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動くはずのない死体~森川智喜短編集~

  • 著者名:森川智喜
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 光文社(2023/05発売)
  • 立春までもう少し!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~2/1)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334915292

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内容説明

ドレスをズタズタにした犯人は、どこから来てどこへ逃げた?(「幸せという小鳥たち、希望という鳴き声」) 夫は殺したはずなのに! なぜここに!?(「動くはずのない死体」) 瞬間移動能力者が起こした密室殺人。読者への挑戦状付き!(「ロックトルーム・ブギーマン」) どこまでもロジカル、限りなくポップ。そしてほんのりクレイジー。本格ミステリ大賞受賞作家の奇想が踊る、5つの奇妙な謎と解決。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

133
この作者はどんな投球も可能な万能型ピッチャーか。「小鳥たち」が剛速球のストレートなら「フーダニット」では打たせて取るフライボールを決め、表題作で極めつけのナックルボールを披露したかと思えば「悪運」は内外角を巧みに攻め分け、「ブギーマン」はサウスポーの変化球で翻弄する。各作品とも「こう来たか」と思わせるうまさが光り面白く読ませるが、先発完投型のパワーピッチャーというより最終回に登板するリリーフ陣のイメージだ。技巧を楽しむプロの目には楽しめても、メガホンを持って必死に応援するファンには物足りないのではないか。2023/09/21

yukaring

66
独特なテイストのトリッキーな短編集。創立2周年パーティーで着るドレスをズタズタにされた女社長。犯人はどこから来てどこに逃げたのか?『幸せという小鳥たち』推理作家の原稿をコーヒーでダメにしてしまった高校生2人組が虫食い部分を推理して修復する『フーダニット・リセプション』夫を殺してしまった!でも何でここにいるの?もしかして動いた?『動くはずのない死体』瞬間移動能力者が起こす密室殺人『ロックトルームブギーマン』などどこまでもロジカル、そしてブラックユーモアも効いた短編5編。奇妙な謎と解決編を楽しめる1冊だった。2023/06/11

オーウェン

56
5編の短編ミステリだが、どんでん返しやブラックジョークに、読者への挑戦状などバラエティに富んだ中身。 「フーダニット・リセプション」 コーヒーをこぼしてしまい、ミステリの原稿を修復していくという手法。 目新しい虫食いによってミステリを完成させていくという形は楽しめる。 表題作はそのまま、夫を殺したはずの妻だが、なぜか死体が動いて部屋にいるというもの。 あるトリックが仕掛けられているが、終盤までは気付かなかった。 読者への挑戦状がある最後の話。 やりたいことは分かるが凝り過ぎていて、結末に納得がいかない。2023/08/13

雪紫

55
5分で傷付けられたパーティードレス、うっかりで駄目にした解決編の手書き原稿を考えたり、突発的に殺した夫の遺体が動いたり、標的を死なせた路上強盗に悪運が舞い降りたり、瞬間移動で密室殺人が成立したり、バラエティー豊かな短編集。手書き原稿のひっくり返し、「フーダニット・リセプション」と悪運を描く「悪運が来たりて笛を吹く」が好み。・・・奴らフリーダム過ぎる。でもそれ差し引いてもこうして見るとミステリというジャンル自体がやっぱりフリーダム。2024/05/17

Kanonlicht

54
5つのミステリー短編を収録。叙述トリックや特殊設定などバラエティーに富んだラインアップでどれも面白かった。全編にわたって著者お得意のブラックユーモアがあふれている。虫食い状態の推理小説に書かれていた記述を推理する「フーダニット・リセプション」と、絶対に逮捕されない犯人による殺人事件の顛末を描く「悪運が来たりて笛を吹く」がお気に入り。2025/03/29

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