文春文庫<br> エリザベート ハプスブルク家最後の皇女 下

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文春文庫
エリザベート ハプスブルク家最後の皇女 下

  • 著者名:塚本哲也【著】
  • 価格 ¥719(本体¥654)
  • 文藝春秋(2023/05発売)
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  • ISBN:9784167574048

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内容説明

二十世紀中欧の動乱と悲劇を描く一大叙事詩
世紀末ウィーンのハプスブルク王家の嫡流に生まれ、帝国崩壊と二度の大戦を経て、社民党闘士と再婚した美しき大公女の波瀾の人生。

◎二等国民にされたナチス支配下のオーストリア
◎元皇女のレジスタンス活動。夫はダッハウ強制収容所に
◎第二次世界大戦の荒廃――ソ連によるウィーン占領
◎進むソ連による占領国共産化。オーストリア政府の老獪な綱渡り外交
◎ソ連軍、それからフランス軍――占領軍に接収されたウィーンの屋敷の返還を待つ日々
◎冷戦のなかの奇跡。オーストリアの永世中立を引き換えにした国家条約
◎愛犬に囲まれた最期

ハプスブルグ家最後の皇女の波乱万丈な八十年の人生を通して、激動のヨーロッパを読む。

※この電子書籍は、2003年6月に刊行された文春文庫版を底本にしています。なお電子書籍版では、文庫版下巻巻末の解説対談は収録されていません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

穀雨

8
下巻はアンシュルス(オーストリア併合)から1963年のエリザベートの死まで。共和国となり、身分的にはただの一市民になったこともあって、エリザベート本人はますます後景に退き、その時々のオーストリアをめぐる国際情勢がひたすら語られる。一本気な性格は終生変わらなかったようだが、愛する人と正式に結婚もできて、最期はつつましくも幸福な人生だったように思えた。第二次世界大戦後の連合国軍によるオーストリア占領が、ドイツよりも長く続いていたことは知らなかった。2026/01/01

aoko

5
ナチスの支配からエリザベートの死まで。このころになると資料がたくさんあるせいか、中欧・東欧の社会情勢がとても詳しく書かれ、エリザベートの生活が振り回されていたことがよく分かる。ハプスブルク家の莫大な財産の大部分を子供に相続させるのではなく、国に寄付したのは、帝国がなくなってからもその存在を愛した彼女だったからできたんだろうな、と思う。2021/06/27

リトル★ダック

3
最後の伴侶、社会民主党のペツネックと寄り添った人生が基軸になります。王党派からは「貧農と結婚」と蔑まれていたようですが、この人があわやソビエト連邦の渦に飲み込まれそうなオーストリアを救ったといっても過言ではないと思います。また、第二次世界大戦中、ゲシュタポの目をかいくぐって、社会民主党の人たちを国外に逃す手助けをしたなんて、なんて聡明な方だったのでしょうか。晩年はリウマチに悩まされたとか。私も同じ病気なので、さらに共感。2023/09/02

merci

3
☆☆☆☆中欧の名門ハプスブルク家の崩壊を通じて、2つの世界大戦の歴史を学べる名作。2023/08/27

sherbets

2
面白かった。個人史と歴史のバランスよく、上下を一気に読めました。一生でこれほどの体制変化と動乱を体験することに驚くとともに、それは過去だからこそと思えない、普遍的な、国や民族の問題を包含してると感じました。2019/02/28

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