内容説明
不安定な収入、望まない妊娠、家庭内の問題など、様々な要因から支援を必要とする妊産婦が増加する中、新型コロナウイルス感染症の拡大がその流れに拍車をかけました。周産期医療の最前線で向き合った家族の事例をもとに社会課題を明らかにします。生まれ育った環境に関わらず、すべての子どもたちが健やかに育つために何ができるのか。親子のふれあいにおいて、絵本はどのような役割を果たすのか。医療現場・地域・自治体の横連携で、母子を中心とした全人的ケアの一翼を担う小児科医からの提言です。
目次
地域周産期母子医療センターの現場から
気になる親子の現状と支援策
小児科外来に絵本を置く
すべての子どもに健やかな育ちを
参加者からの質問