内容説明
深川老舗大店のあるじ・桔梗屋太兵衛は、筆の稽古で賭場の貸元の猪之吉と出会い、肚を割った付き合いをする。病に伏した太兵衛は、騙り屋に狙われた店の後見を猪之吉に託して逝くが……。渡世人が実直な堅気の商人のために見せた男気と友情。これぞ一力節!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tecchan
1
久方ぶりに著者の作品を読んだ。あいわらず読者を飽きさせなく読ませ、読後感も良い。2023/12/25
てん
0
人情と騙り屋との勝負が良い塩梅で楽しく読了。2024/09/28
giunyu
0
親父さんからまわってきて何も知らずに読み進めて面白い!と一気読みでした。2024/02/12
Naoko Fukumi Fujita
0
一番好きな作家の文庫本、巻末によると新装版として2023年5月30日第一刷発行とある。最近は週刊誌3冊と月刊小説誌1刷と隙間時間の電子本がルーティーンであること、読書スピードが速くないこともあり数か月積読状態、主に通勤時間を利用した。職業の異なる二人がお稽古事で出会い意気投合、片方が亡くなり引き継いだ相棒が知恵と人脈を屈指して大きな困難を乗り越えるちょっとしたミステリー要素も備わった本当に面白いお話。小道具や食の表現が何ともいえず、近いうちにまた弁松のお弁当を食べようと思った。縄田一男の解説もすばらしい!2023/09/28
りゅう
0
このあたりの時代の小説好き2023/07/27
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