内容説明
人気お笑いコンビ・ランジャタイの伊藤幸司による初著作。
大反響コラムをブラッシュアップし、表題作「激ヤバ」を含む9篇の書き下ろし作品を加えてまとめ上げた自伝的エッセイ。
初めて綴る、最後のM-1、母、相方のこと。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
30
楽しい思い出もあれど、基本、挫折感に満ちたエッセイ。だが、何があっても生きていれば大丈夫との著者の結論。彼の迷い、悩みは無駄ではなかった。印象的なエピソードは、相方の国崎宅で談笑し、いつしか終電も逃したのに、相方が著者を泊めずに帰したこと。洒落なのか本気なのか。その曖昧さが芸にも表れており、安心できない。2024/05/01
ばんだねいっぺい
22
報われない学生時代から、青春のような芸人ライフにつながっていくのが眩しく感じた。自分と目があったなど、秀逸な表現が多くて文才を感じた。伊藤さんの才能は、ここで花咲くかもしれない。2023/07/26
美葉
14
本当にバカで温かくて泣きたくてクソで優しくて狂っていて。激ヤバだった。芸風からは考えられない2人のお人柄をそれぞれのエッセイから知って、ランジャタイをより好きになった。 「その痛みくらいは人生のお供として愛してあげてほしい」って文章、お気に入り。伊藤ちゃんとお友達になれてよかった。出会えてよかった。すごく大事にしたい本。2024/03/16
緋莢
12
図書館本。著者はランジャタイのツッコミ。ツッコミ…?ランジャタイのネタは、ボケ、ツッコミという 区分けで括っていいものなのか、そもそも漫才なのか…?と考えると、エクスデス並に …うごごご!となりそうな気がします。まあ、その辺は深く考えないのが吉。ランジャタイの現在、謹慎してる方が一番いいか。<脳でも心でもベスト3に 確実に入る大好きな芸人さん>だというPOISON GIRL BANDの阿部と『グラップラー刃牙』の話題で 意気投合し(続く2024/11/16
澤水月
11
ランジャタイ伊藤エッセイ。信じられないほどピュアでこじれて、なのに熱い。中盤(特に表題作素晴らしい)以降どんどん筆力上がる様、純真さ合わせ『アルジャーノンに花束を』も想起。挫折と喪失感に基本苛まれる中、何もかも包んで「生き切る」思いをぶつける。それにしても芸人仲間たちヤバい。また国崎の意外な冷たさ?も時々見えたりM1決勝終えての思いが少し意外だった、その後特に24セカンド抽選会でのコンビ振る舞いといいもうトップクラス唯一無二だと思う。2人の情深さも合わせ突き抜けてるよ!国崎エッセイ『へんなの』と併読2024/05/25
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