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内容説明
ことりにんじゃ ひみつの言葉はシジュウカラ語!?仲間たちと協力して大きな敵に立ち向かう、ことりにんじゃたちのおはなし。「ヂヂヂヂ」「ヒヒヒ ヒヒヒ」など、小鳥たちの実際の鳴き声(シジュウカラ語)」が、ことりにんじゃのひみつの言葉としておはなしに登場します。出口かずみさんと大塚健太さんによる、ユーモアたっぷり楽しい絵本。小鳥博士・鈴木俊貴さんが監修!巻末にシジュウカラ語の解説ページつき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
k sato
33
忍法・カラ類の混群、ただいま参上🐥シジュウカラ博士・鈴木俊貴東京大学准教授監修!空想と科学が融合した世界に類のない絵本です。大木の枝にあるメジロ城。そこの殿様・メジロ城主は、シジュウカラ之助に世界一美味しい木の実を探しにいくよう命じます。忍者仲間のヤマガラ左衛門とコガラ丸も一緒に出発です。道中、ヘビやタカに遭遇。シジュウカラ之助は鳴き声を巧みに操り数々の困難を乗り越えました。さて、お目当ての木の実は見つかるのか!オチも最高👍最新の研究で明らかになったシジュウカラの言語を題材にしていて勉強になりました。2023/11/10
ケ・セラ・セラ
25
お殿さまの願いを叶えるべく仲間とともに山へ向かう忍者シジュウカラのすけ。危険を知らせたり仲間を呼んだり、場面に応じての鳴き分けがお話の中で描かれます。なるほど、動物言語学者なる鈴木俊貴さん監修の意味を知りました。別の種類の鳥の言葉(鳴き声の意味)も互いに理解しているということにはびっくり。2023/10/01
ひめぴょん
22
ジュニアエラ2023年10月号の動物言語学者のお仕事紹介で紹介されていた本。シジュウカラのコミュニケーションについて研究したことをもとに絵本にしています。世界で一番おいしい木の実を手に入れるために力を合わせる。チーム力を発揮するためには言語のようなコミュニケーションツールが必要。種類の異なる鳥同士でも理解できるようです。 私たちは言語を使っていますが、うまくコミュニケーションをとって成果を手に入れられているかどうか…。 2023/10/31
Cinejazz
22
〝メジロ城に仕える<忍者シジュウカラの助>。 ある日、お城のお殿様から命が下る「あの山の天辺に、世界でいちばん美味しい木の実があるという。その木の実を採ってきて欲しいのじゃ。採ってこれたら、お前にもその実をやろうぞ」「はは! 承知つかまつりました」・・・〟仲間たちと協力ながら、強大な敵に立ち向かう、小鳥の忍者たち。小鳥たちの実際の鳴き声「ヂヂヂヂ(集まれ)」「ヒヒヒ ヒヒヒ(鷹だ)」「ジャ-ジャ-(蛇だ)」などの “シジュウカラ語” が、小鳥忍者の言葉として紹介されたユーモア満載絵本。🐦2023/09/12
anne@灯れ松明の火
21
新着棚で。大塚さんと出口かずみさん(絵)。面白いこと、間違いない。「さすが ことりの にんじゃたち。そらとびの じゅつは おてのもの」に吹き出した。当たり前過ぎ(笑) でも、賢く、強いだけでなく、度量の広さもなかなかの ことり忍者。仲間たちと協力して敵に立ち向かう。世界で一番美味しい木の実、どんな味なのかな。人が食べても美味しいなら、食べてみたいな♪ あとがきが、監修者である小鳥博士・鈴木俊貴さんなので、科学的な知識に基づくファンタジー。後の見返しに、シジュウカラ語や秘密の技の解説もある。シリーズ化希望 2023/06/09