- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
ベストセラー『限りある時間の使い方』著者の原点!自分探し・人間関係・知的生産法……自己啓発界の欺瞞を暴いてきた著者がついに辿り着いた、真に必要な思考法とは?『HELP!』改題。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
24
自己啓発やライフハック、ポピュラー心理学の世界をあちこちのぞき、体験してみた著者による、その広大な世界のロードマップ。皮肉なユーモアとシニカルな視点から書かれた文章のあれこれが面白かった。できることできないこと、うさんくさいことと確かなこと、それぞれが実例を挙げられているのが良かった。その手の本をある程度読んだことがあるひとにはとても面白いのではないでしょうか。私は面白かったです。2023/08/12
chie
17
多くの自己啓発本は、他人を変えることはできないけれど、自分は変えることができるという。そして、自分が変われば、他人も変わるとも。最近になって私は、他人にとっては私も他人であるのに、何故自分だけが、自分を変えることにこだわらなければならないのだろうか、と思う様になっていたので、自己啓発で人生は変わらないという帯の言葉がとても良心的に思えた。孤独と不完全さを受け入れ、日々生きていくことに専念すること、そのための自己変革なら納得できる。2023/07/22
七条
14
俗説・風説の批判が趣旨であるため、「それが間違っていると言いたいのは分かったけど、ならどうすればええねん」と思ったり、そもそもの批判の論旨がよくわからなかったり、多少肌に合わないところがありました。ですが一度「読み方」を覚えてしまえば、鋭い指摘や含蓄に富む主張に「なるほどなぁ」と思わされることが多かったです。自己啓発書や哲学書をよく読む人にこそ読んでほしい一冊だと思いました。2023/08/08
はるき
14
イギリス人らしい、皮肉なユーモアが溢れる面白い本。自己啓発系とかライフハック系の本の穴を的確に突いています。第一に、自分に過大な期待を抱かず、現実と折り合いをつける意識付けが大事かな。2023/05/06
菫子
11
不眠で悩む時の心の持ち方や、騒音のストレスは快音に脳内変換させればいい等、心の待ち方でストレスを減らす方法がいろいろ書かれている。それは同じ著者の「ネガティブ思考こそ…」と矛盾するのでは??なんて思ったけど(笑)、まあ臨機応変に楽なほうに考えましょうっていうゆるい感じの結論だと捉えました(笑)。そういう意味でゆるく読めて面白かったです。2023/05/04