内容説明
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無限=∞、この究極的に不思議な概念をとらえることはできるのか? 古代哲学から、情報社会の暗号理論にまで顔を出す、奥深く、そして有用な∞に、現代数学で迫る! 数学の見方が変わる深遠な無限の世界を楽しもう!
目次
第1章 無限は哲学の領分であった
第2章 現実の中の「無限」
第3章 極限という考え方
第4章 届かない点
第5章 1個,2個,3個,…,無限個,もっと無限個?
第6章 カントールの残したもの,ゲーデルの不完全性定理
第7章 巨大な無限
第8章 次元も無限になる?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
90
「無限」という概念について数学的な観点から説明してくれる本です。非常に面白い概念だと思っていて私もかなり興味を持っているのですが、やはり文系のわたしにはかなり難しいと思うのがよくわかりました。第2章の「現実の中の「無限」」が非常にわかりやすい感じでしたが、第4章以下はほとんど理解できたとは思えませんでした。参考文献のところがかなり充実しているので少しやさしい本を探してみようと思っています。2024/04/13
原玉幸子
16
全く懲りない「数学とは何ぞや」シリーズですが、いい加減に諦めるべきかも。証明も変換も「あぁ、無理」と思いつつ、それでも『数学の世界』での絶望に比べれば、例えば、無限遠点を考える際の「前後人の視線」との喩えや、発散と収束、放物線や双曲線が円に見える図解、集合論等々の説明は、「へぇーっ、そうなんだ」と、目から鱗が嬉しい新たな発見・理解でした。数学とは、言語だけでは語り得ない、ビジュアル言語で表現されるモノ? 著者の狙い通り「数学とは何ぞや」の一つが無限との概念と言ってもいいなら素晴らしい。(◎2023年・春)2023/04/23
にしがき
10
「無限」自体の摩訶不思議さについての本かな、と思って読み始めてみたが、どちらかというと、無限が出てくる様々な数学的事象にフォーカスした本。だと思う。 が、この本を楽しむには数学の理解が足りなすぎた。。無念。2024/08/07
タケゾウ
3
「無限」という概念を突き詰めると、案外自分たちの生活に密接している部分も大いにあるのだと気づかされる。 例えば、4つの都市を一筆書きで回る場合、どの経路が一番効率良い回り方なのか? 問いかけ自体は変わっていないのに問題の論点がすり替わってしまっているいう点が現実に起こり得る。 また、「限りなく近づく」という概念。 友人同士の喧嘩を例に取っている様に、 怨恨の感情が完全に拭い去られなくとも、限りなく完全に近づいた時点で、解決にするということはよくある。 意外と現実に即した例もあった点が興味深かった。 2023/11/17
nagata
3
無限に纏わる数学随筆集。あちこちに飛び交う話題は飽きさせないが、射影幾何学あたりに入ってからついていけなくなってきた。存分に楽しむには、それなりの素養も必要、ということだろう。2023/09/30
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