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内容説明
クレーム、炎上、人付き合い……揉め事ぜんぶ平気になる。手掛けた書籍は累計発行2000万部以上! 裏社会の最前線を渡り歩いてきた作家・編集者が明かす、究極の「他人と向き合う技術」。
目次
はじめに/第1章 「怒られ」とは何か/「怒られ」とは、怒りの外在化である/怒りのスイッチが刺激されやすいSNS社会/「トライブ化」する現代の怒りと怒られ/「怒り」と「怒られ」の違い/なぜ怒りを「怒られ」と捉えるのか/「怒られ」を究めれば「諦観」になる/全てを「怒られ」と捉えるのは得策ではない/第2章 人はなぜ怒るのか/怒りは「コミュニケーションの手段」でもある/怒りには「感情」と「利害」の2軸がある/怒りの3つのパターン/【1 意思表示(反応としての怒り)】/怒りの背後にある「傷つき」に目を向ける/「狂ってる」と恐れられたヤクザが抱えていた悲しみ/常識や礼儀作法は怒りを買わないための〝お守り〟/【2 自己防衛(怯えからの怒り)】/焦りから無意識に相手を攻撃してしまう/被害を〝公然の事実〟にして嫌がらせをやめさせる/戦うときは一気に、一刺しで/【3 目的達成(手段としての怒り)】/相手が威圧してきたときは、自分が有利だと思え/こちらから「誠意」の意味を考えてはいけない/「場面」を作られたときは黙らない/脅されたときは「訴えてくれ」と言う/恐れを克服するためには「知識」が必要/パニックになったときほどルーティンを守る/「叱られる」経験は自分に変化をもたらしてくれる/「個人」と「システム」の両面から対策を考える/怒りは成長の起爆剤にもなる/第3章 人はなぜ怒られたくないのか/人間関係のトラブルは完全には防げない/コンビニバイトでおじさんに怒られた思い出/高校2年生でヤクザにボコられる/本当に怖いのは、怒られることではない/怒られることのリスクを正しく評価する/【1 身体的リスク】/脅しの9割はハッタリ/「「ヤクザ者」ってバカにしてんのか?」/「恫喝タイプ」には質問を繰り返す/冗談で会話に〝風〟を入れる/「無言タイプ」には沈黙を貫く/本当に暴力を振るってくるような場合/【2 訴訟(金銭的)リスク】/裁判にかかる時間とお金は?/「訴えるぞ!」は脅迫罪になる可能性がある/裁判は「怒りの冷却装置」である/【3 信頼性のリスク】/隠したい失敗ほど正直に話す/「隠したいという心理」こそが罪/身を守るためではなく、納得するために怒りに向き合う/人間関係のリスクとコストは、戦っても逃げても同じ/問題に決着をつけないことで自分が飲みこまれる/第4章 どのように謝罪するべきか/謝るべき場面とそうでない場面を見分ける/ダメな謝罪のパターン/国民的人気アニメの原作者に怒られる/謝罪は、社会について理解を深める絶好の機会/時には金で解決するのもアリ/謝意は主観で、実害は客観で話す/会社に乗り込んできた男・オダカの話/謝っているときも「ダメなものはダメ」と言う/被害と謝罪のレベルはイコールにする/新聞拡張員からクレームが入った話/謝罪には「生き方のスタンス」が表れる/トラブルは自分では解決できないし、相手に許してもらおうとも思わない/「怒羅権」の初代総長に会いに行った話/謝罪は勝ち負けではなく、相手との協同作業/第5章 炎上の傾向と対策/利害ではなく感情によって判断される/炎上とは「大喜利」である/真逆の理由で同時に怒られたユーチューブ番組/ヤクザとヤクザの板挟みになって炎上/「アンチ」と「正当な批判」を区分けする/中傷コメントの原因は、自分ではなく相手にある/相手は「暇つぶしのネタ」として見ている/自分に非があるときは、2段階で謝る/炎上に加担している人間は全体の約1%/それ、俺が書いたんだけど?/校了直前でパクられたD.Oの話/炎上しないためには「逆ブランディング」をせよ/常に軽く燃えておく/第6章 人間の複雑さを見つめる/そもそも人は完全になどわかり合えない/他人の生き方を変えることはできない/他人の価値観も変えることはできない/能動的に諦めるということ/相手を「絶対悪」とみなすのは危険/相手の背後にある「弱さ」に目を向ける/諦めることは感情を殺すこととは違う/私が作家を目指した理由/自分の未熟さを知る/諦観の先に物語がある/おわりに
感想・レビュー
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
羊山羊
えりまき
ただぞぅ
meg