宝島社文庫<br> 名前のない怪物 蜘蛛の聖餐

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宝島社文庫
名前のない怪物 蜘蛛の聖餐

  • 著者名:黒木京也【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 宝島社(2022/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784800287274

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内容説明

コミカライズも同時発売の大人気シリーズ第2弾!

美しい少女の姿をした「怪物」によって命を救われたレイ。
日常に戻ったレイは、怪物との奇妙な同居生活を続けながら、
この謎めいた存在の秘密を探ろうと決心する。

そんなレイの目の前に、二人の人間が現れる。
一人は怪物を探しているアルビノの少年。
もう一人は怪物の危険性を警告する車椅子の少女だった――。

日本最大級の小説賞「第5回ネット小説大賞」でメディア賞を受賞した
新感覚サスペンスホラー、待望の第2幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

77
陶酔感という意味では前巻の方が上回っている気がするものの、明かされなかった疑問も解け、また趣を少々変えた展開も痛々しくスリリングで面白い。主人公レイが採った選択はどうしようも無く切なく、謳っているサスペンスホラーというジャンルだけには留まらない味わいも有りました。上下巻と言っても差し障りの無い2冊。著者の今後の作品にも期待を寄せています。 2019/07/18

眠る山猫屋

56
少女に擬態する蜘蛛の怪物と共生する道を選択したレイ。主人に懐く犬のような蜘蛛だが、もちろんそんな甘い関係が続くわけもなく・・・。冒頭、蜘蛛が擬態する以前の少女らしき人物の目線から物語は幕を開ける。そして不穏な二人の追跡者。蜘蛛の怪物すら制圧する技能を持つ二人が物語を導く。様々な謎が解明される前半。ミステリー要素は薄れたが、モダンホラーそしてレイの葛藤の後半。人間すら捨てて蜘蛛と共に生きるのか、否、それは自分自身を捨ててしまう事ではないのか。追跡者たちの哀しみを踏まえたレイの最終決断とは。心とはなんだ?2022/05/23

momi

44
続けて続編♬前作の謎がすっきりしました!真相があかされモヤモヤしたものが晴れます!!怪物との奇妙な共同生活の日々…そこへ二人の人間が現れます!!この二人は僕と怪物にとって敵なのか味方なのか!?いろいろと複雑な気持ちが絡んでおきてしまったことが切ないです…。姿を想像するとゾワっとする気持ち悪さがあったのに…だんだんと怪物のことがいじらしくて可愛いと思ってしまう…そんな作品です♬2020/07/17

Junichi Yamaguchi

41
『怪物』… 作品の推進力は揺るがない。 怖いもの見たさに似た感覚での読了。 著者の次作以降の作品に期待大。。2018/11/29

MINA

30
読ませる力凄い。超面白いな。本当、こゆホラー系なネット発の小説一気読みしたの初めてだわ。賞取っただけのことあるなー。徹夜してしまった(笑)何より…このあれやこれやの展開が、あの私好みの可愛らしく魅力的…いやもう文字通り蠱惑的な絵で漫画で再現されると思うと本気で萌えるしかない。ホラーやグロ要素全開な筈なのに、想像すると最早コメディで楽しめるし。どこまて漫画化されるのかワクワクドキドキする(笑)2018/10/28

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