角川書店単行本<br> 決定版 V字回復の経営 2年で会社を変えられますか? 「戦略プロフェッショナル・シリーズ」第2巻

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角川書店単行本
決定版 V字回復の経営 2年で会社を変えられますか? 「戦略プロフェッショナル・シリーズ」第2巻

  • 著者名:三枝匡【著者】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • KADOKAWA(2023/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041127957

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内容説明

7年連続の負け犬事業を救え! 2年で黒字化できなければ閉鎖
1兆円企業のトップが下した宣告に事業再生専門家と社内ミドルがタスクフォースを結成し、改革セオリーと熱き心で驚異の復活を成し遂げた、その全貌。
シリーズ累計約100万部の名著が書き下ろしノンフィクションで刷新!

なぜ、悲惨な敗北事業の再生に戦略プロフェッショナルは挑んだのか?
世の経営者も事業再生専門家も逃げ出す仕事がある。破綻同然で死の谷の底をさまよう負け犬事業の再生だ。だが、挑む者もいる。シリーズ第2巻の本書では、40代から事業再生専門家として危機の現場に身を投じ続けてきた男が50代で最大の試練に挑む。7年連続赤字、歴代の事業本部長は改革に失敗、事業閉鎖までの期限は2年。1兆円企業が抱えた窮地の事業の再生に、一体どう切り込むのか。
本書は日本航空や日産自動車と同様に、完全復活を成し遂げた改革の軌跡を明かす唯一無二の改革戦略書+人生論である。

【目次】
プロローグ
第一章 【壊創変革のステップ・1】成り行きのシナリオ
第一節 堕ちた組織
第二節 二年で事業撤退の社長宣告
第二章 【壊創変革のステップ・2】組織を覗き・触り・嘗める
第三章 【壊創変革のステップ・3】改革フレームワークの共有
第四章 【壊創変革のステップ・4】改革シナリオを組み立てる
第五章 【壊創変革のステップ・5】トップのサポートを得る
第六章 【壊創変革のステップ・6】社員を一気に束ねる
第七章 【壊創変革のステップ・7】愚直に熱く実行する
エピローグ

本書は日本経済新聞出版社より2013年6月に刊行された『V字回復の経営【増補改訂版】』を全面的にノンフィクションの書きおろしに改め、更に「経営ノート」を始め大幅な加筆をした決定版です

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

日々是好日

5
建設機械大手のコマツでのノンフィクションだ。 7年連続赤字の子会社を過去に多くの社長、事業部長が改革を試みたが、失敗した。これだけ長い期間、赤字を出し、社員もすでに諦めている中での再生は、本当に厳しかったと思う。通常であれば 、その事業自体を閉鎖するのが 常道だと思う。抵抗勢力も出たが、 彼らも今までの改革を失敗してきたため、 今回も心の底から信用できなかったのだろう。 しかも 外部からやってきた人間に何ができるのかという気持ちもあったと思う。何かを大きく変革するには、凄まじい執念と情熱が必要だと感じた。2024/02/10

しゅー

5
★★日本の「失われた●年」の原因は?高度成長期を支えた名だたる会社の数々が軒並み大企業病にかかり、業績不振に陥っていったことにある。社員一人一人が自分たちの行動と伸び悩む業績を結びつけて理解することができず、いたずらに経営者や上司を批判し、他部署へ責任転嫁を続けた。そこから立ち直るためには、個々人の行動と業績の間の因果関係を明確にし、確固たる戦略に基づいて各人の取るべき行動を明らかにする必要がある。「スモール・イズ・ビューティフル」の組織論は説得力があった。一方で本書のアツさについていけない自分を感じた。2023/06/11

セレビ

4
人のせいにせず、本気で取り組めるかどうか、実話に基づいてるとは思えない2025/04/13

トシヒーロー

3
20代の時に読んだ筈だが内容を覚えていなかった。この出来すぎの様なストーリーが実話である事、しかも大企業のコマツである事に更に驚きを感じ得ない。知的な刺激を貰える本書を繰り返し読み直したい。また、戦略プロフェッショナルも読もう。2024/11/18

たか

3
コマツ産機の事業改革を実行した実話をもとにした物語。著者独特の概念が多くて最初は入りにくかったが、基本的な経営学がベースと思われ、どれも奇抜な主張ではないと思った。組織の政治力学は無視できないが乗ってもいけない、データに基づくオープンな議論で対抗する。ひとが自分事として認識できる範囲には限界があり、組織が肥大化する程に取引コストは増え、問題は全て他人事化する。結局のところ全員に動いてもらわなければ組織は変わらないのだから、事実や戦略をどのように提示すれば人の感情を動かせるかが重要なポイントだと思った。2024/09/12

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