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内容説明
私たちは製品やサービスを消費して豊かな生活を享受する一方で、気候変動や廃棄物汚染、生態系破壊など多くの環境問題に直面している。経済活動と環境保全は相反する関係にあるが、バランスのよい最適解はどこにあるのか? 本書は経済学の基礎理論を押さえ、それを環境問題に応用して望ましい政策を検討する。旧版にカーボンプライシングなど最新テーマを大幅加筆して、豊かな環境を引き継ぐための制度設計を提示する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらすけ
8
理論編は分かりづらく、感じた。現代の環境問題を扱った部は分かりやすく、簡潔にまとめられていた。2023/11/02
預かりマウス
2
2002年に出版された書の新版であるという。第1部はミクロ経済学による基礎理論であり、久々に需給曲線等のグラフを見た。それにしても改めて思ったのは、実にミクロ経済学は仮説のオンパレードであり、こんなに仮説だらけのグラフを描いて何の意味があるのだろうか?ということである。環境税を設定することが、理論的には規制や補助金より合理的らしい。第2部は日本の具体的な環境政策を経済学の観点から解説した内容で、こちらは第1部とは異なりこの20年の状況を反映して抜本的に書き直されている。勉強にはなったが、面白くはなかった。2023/06/25
rikoxyma
1
「問題が解決しないのはなぜか」、「現在の政策のどこに問題があるのか」2023/11/01