内容説明
“厳格な修行”や“難解な思想”で知られる曹洞宗の開祖・道元。その教えを、現代のわたしたちの日常生活にいかにして活かすかをやさしく解説した、「道元という生き方」入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
moonanddai
8
道元の思想のさわりに触れる…?「修証一如」「眼横鼻直」「法位に住する」「八大人覚」…。あるがまま、という法華経の世界が見えてきます。何となく思ったのですが、わが浄土教はひたすら往生を願いますが、今をどう生きるか…が、よく見えてこないような気がしています。今の生き方が「諸法実相」、「それでいいのだ」の世界なのでしょうか……。2022/06/17
かず
5
この本、220ページのうち、道元自体のことは1割記載されているかどうかです。「ひろさちやの『法然』を読む」でも、似たような本が書けるかと思います。ほとんどが著者の自論ですので「看板に偽り・・・」のような気がします。が、それはさておき、内容自体には概ね同意します。特に、「幸せを目指して努力するのは自己否定」「宗教は原理主義であり、政治とは両立しない」「今の日本の政治はおかしい」「それでも、宗教は『あるべき姿』を示す意味で重要」「進歩が善とは言えない」「人間の商品化」「奴隷になるな」に共感しました。2015/06/27
マウンテンゴリラ
1
これまでに読んだ仏教書の中で、もっとも分かりやすいといっても過言ではない。しかも、難解とされる道元とその主著である、正法眼蔵を細部の解説に止まらず、仏教という大きな枠組みの中で、わかりやすく提示されたところに感銘を受けた。特に、八大人覚の中で提示される「少欲」、「知足」、「楽寂静」、「修智慧」、「不戯論」といった言葉は、現代に生きる我々にこそ、最も見直され、噛み締められるべき言葉と感じられた。ただ仏教を分かりやすく解説するという視点に留まらず、現代的価値観に縛られない、→(2)2022/01/26
リカルド
0
若き日の道元は思ったそうだ。「すべての人に仏性が備わっているなら、修行など必要ないではないか」と。仏教の答えは、「仏になれる(なろうとする)からこそ修行をするのだ」。道元はこの答えに納得できなかったらしい。道元の到達した答えは「人は皆、仏性を備えているということを、修行が体現するのだ」。…宗教者はやはり暇なのだろうか。
6haramitsu
0
自分には禅の考え方がぴったりだなぁ。完全肯定で、比較は意味がない。例えば同じ重さの純金で老人のカタチ、若者のカタチ、子どものカタチを作ったとして、それぞれ価値があるだの無いだの見るのはやはり無意味。同じ価値。勝ちも負けも、老いも病もそれぞれで同じ価値。薪は燃えて灰になるが、灰は灰で薪ではない。灰が以前薪だったのに〜と思うから苦が生じる。ありのままを見れるか?ホントに現代社会は経済的価値のみ評価した偏ったシステムで、じきにパラダイムシフトがくるのでは?期待。2018/08/16
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