内容説明
総発行部数2億7500万部突破の巨匠アーチャー。
世界中で読み継がれる不朽の名作の改訂版、待望の初邦訳!
祖国ポーランドを追われ、無一文でアメリカの地に辿り着いたアベル・ロスノフスキは不撓不屈の精神で、一代でホテル王国を築き上げた。その一人娘フロレンティナは一流の教育を受けて才気煥発に育ち、当然父親の後を継ぐものと思われた。だが、父の宿敵ケインの息子との出会いがふたつの一族の運命を狂わせ――。世界的ベストセラー『ケインとアベル』の姉妹編。原書改訂版を初邦訳!
アーチャーは天才としか言いようのないプロットの才能を持っている。
――デイリー・テレグラフ紙
アレクサンドル・デュマに匹敵するストーリーテラー
――ワシントン・ポスト紙
波瀾万丈なふたつの一族の運命を追い、夢中にさせる
――タイムズ紙
権力、政治、カネを小説に入れ込む達人
――エンターテインメント・ウィークリー誌
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けぴ
46
『ケインとアベル』の姉妹編。アベルの娘であるフロランティナが主人公、ケインの息子であるリチャードも登場。ジェフリー・アーチャー得意の波瀾万丈なストーリー展開で安心して楽しめる。『ケインとアベル』の姉妹編であることが書名から分かるようにすれば、もっと売れる本になるのでは⁈2025/04/26
優希
40
『ケインとアベル』の姉妹編になります。上巻は殆ど アベルの時代の物語でした。一流の教育を受けているフロレンティナは父親・アベルの跡取り娘と思われていましたが、そううまくはいかないものですね。宿敵ケインの息子と出会ったことで運命の歯車が狂っていく様はまるでロミオとジュリエットのようでした。一体どうなってしまうのでしょうか。下巻も読みます。2023/11/05
ブラックジャケット
17
著者のベストセラー「ケインとアベル」の子世代の視点で描かれた続編の小説。ホテル王アベル・ロスノフスキの娘フロレンティナは、イギリスから家庭教師を招いて自他ともに認める優秀な学生となった。いつか恋を経験して、銀行家ウィリアム・ケインの長男リチャードが結ばれるという。おお、ロミオとジュリエット。通俗の極みだが、語り口で読ませる。しかもフロレンティナがアメリカ憲政史上初の女性大統領になるふくみがある。イギリス人である著者だが、いかにもアメリカ人が好む題材をエンターテイメントに仕上げる。 商売は上手い。下巻へ。 2023/09/23
まゆっち
8
ケインとアベルの姉妹編。フロレンティナ・ロスノフスキの生誕から結婚まで。波乱万丈ながらも良い流れで安心して読めました。一気読み!2025/01/08
tess
5
「ケインとアベル」が余りにも面白過ぎて、続編に手を出せずにいたが改訂版を見つけて、ついに読み始めてしまった。ここまではほぼ前作を別視点で追っているだけ。さて後半は如何に2025/01/26
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