内容説明
ならず者国家の戦争に巻き込まれるな!
地政学的にみて 世界で最も侵略されやすい国は日本
ミサイル、領海・領空侵犯、サイバー攻撃、スパイ、土地買い占め……
JAPAN侵攻のリアル。
開始から1年以上経っても終わることのないロシアによるウクライナ侵攻。
日本もウクライナのような形になる可能性が現実味を帯びてきています。
日本はどうやって侵攻されるのか? 国民は何を考え、どう行動すべきなのか?
地政学的観点から、解説します。
■エピローグより
安倍晋三元首相は「台湾有事は日本有事につながる」と、後世に残る言葉を発し、中国の覇権主義による膨張をどう封じ込めるか、アジア太平洋地域の平和をどう守るかについて、先見性を持つリーダーでした。
日本も「脅威に対しては最後まで抵抗するぞ」という決意をいまこそ示さなければなりません。そしてそれが、安倍さんの非業の死に報いることになると、私は強く思います。
■目次
第1章 地政学上、日本ほど危うい国はない
日本が抱える危険はウクライナより大きい!/ロシアが北方領土を決して返さない理由 ほか
第2章 台湾有事は明日にでも起こる
台湾併合で歴史に名を残したい習近平/中国はなぜ尖閣諸島を狙うのか? ほか
第3章 日米同盟と憲法改正が日本を守る
強い軍事力があってこそ「戦争せずにすむ国」に/尖閣有事に米軍は対応してくれるか? ほか
第4章 ならず者国家の戦争に巻き込まれるな
日本は「スパイ防止法」整備を急げ/土地規制法の強化を徹底せよ ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シャコタンブルー
54
産業技術総合研究所で勤務していた中国人の容疑者が機密情報漏洩容疑で逮捕されたのは記憶に新しいが何とも情けない話だ。日本では未だに先進国で唯一スパイ防止法も無くセキュリテイ・クリアランスが全く出来ていない。軍事情報も中国共産党に筒抜け状態だ。中国が台湾侵攻を狙っているがその時に日本は対岸の火事ではいられない。台湾有事は日本有事につながる。その時にどう行動するのか。平和ボケの日本人を一喝したような内容だった。侵略者に対して断固として戦うウクライナのような勇気と覚悟が必要だ。日本に対する警鐘と愛を感じた。2023/07/03
Daisuke Oyamada
31
始まってから2年以上経っても終わることのないロシアによるウクライナ侵攻。日本もウクライナのように、ロシアや中国から侵攻される可能性もあるという。 なぜ、日本は侵攻される対象になるのか。どうやって侵攻されるのか。地政学的観点からさまざまに解説されています。 本書に限らずさまざまな本に書いていますが、中国やロシアにとって太平洋に出るためには、日本はとても邪魔な位置に・・・ https://190dai.com/2024/05/01/日本が消失する%e3%80%80国民の9割が気づいていない、一/2024/03/24
TAKA0726
11
日本は米国、NATOと歩調を合わせロシアのウクライナ侵攻の経済制裁を科す、プーチンは日本が喧嘩を売ったと考えウクライナに負けた場合、それなら北海道を狙う。また中国は既に沖縄の基地に対する仮想攻撃訓練を実施しており、ロシアを支配し日本を侵略するシナリオで日本の危険はウクライナより大きい。また日本は中東から石油を9割輸入も台湾有事で海峡封鎖、タンカー航行出来ず石油が枯渇。中国人の判断は得か損か、社会善悪より一族の利益を優先のならず者国家でやりたい放題。憲法改正で軍隊を持ち国民自身が国を守る意思を養う事が重要。2023/06/20
くものすけ
4
本書を読んで2つのことに驚きました。1.ケントギルバート氏をTVで良く見掛けました。コメンテーターとばかり思っていましたが、多くの著書もあり、日本を含め世界情勢に非常に詳しく、現状の日本の危機的状況(地政学的)を分析している事に驚きました。もう一つは、本書の論理的な観点に関心しました。中国が台湾を統一する野望を深めつつある事、『台湾有事、日本有事』はすぐそこまで迫っている事が彼の説明で良く理解出来ました。その意味では憲法改正に関しても一理あるのかなと感じてきました。2024/05/19
Tomitakeya
4
前半は中国とロシアの脅威について地政学的な見地も交えながらの指摘。特に中国については台湾有事を見据えたリスクが指摘されている 後半はその脅威に立ち向かう方法だ。戦争ができる国、国民が国を守ろうとい意思をもって備え、立ち向かっていくことが大切だと説く。危機とそれに立ち向かう必要性は分かった。日本は平和ボケしているといわれている。秘密を守る、自国を守るためには自国を攻撃準備を整えている敵基地をたたくことも必要。 理解はできる。ただ少子高齢化で人口減少、高齢者の国でどうやって日本を守れるのか、それも課題だ。2023/08/09
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