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内容説明
芸人、俳優、映画監督など、多才な才能をもつビートたけしが放つ言葉の一言ひとことにはシュールかつ毒があるが、一方で、現代の人に決定的に欠けている本質を射抜き、多くの人たちの心を動かす。多彩な才能を誇る男の、胸に刺さる言葉。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫柳
3
ビートたけしをあまりよく知らないけど、なぜかふと気になり読んでみた。人を蹴落とす苛烈さと、思いやりを重視する寛大さが同居し、均衡を保っている印象を受ける。おそらく彼は今までの人生で何人もの人を蹴落としてきたのだろうが、それはあくまで芸人としてやむなしとして、システム上どうしようもないものに拘らず、諦めろという彼の哲学によるもののように感じる。この本の最大のテーマは「諦め」ではないか。自分の問題ではないことは背負う必要がないからきちんと見極めろということを、この本で伝えたかったのではないだろうか。2023/06/12
バールの様なモノ
0
大変ためになる言葉ばかりでした。まだまだ、自分の生きる土俵は未完成であることに気づきました。2023/08/23