中国の服飾史入門 古代から近現代まで

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中国の服飾史入門 古代から近現代まで

  • 著者名:劉永華【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • マール社(2023/04発売)
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  • ISBN:9784837305996

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内容説明

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四千年以上に及ぶ中国の歴史を、「服飾」というテーマで切り取り、時代ごとの特徴を簡潔にまとめました。服飾の歴史からは、各時代の政治や社会、テクノロジーの進歩、美意識の移り変わりなど、さまざまな分野の知識を得ることができます。出土品や絵画を元にした再現イラストで、当時の人々のビジュアルが鮮やかによみがえります。コラムでは、各時代の風習や化粧の流行、着こなしのバリエーションなどにも言及。近年の発掘調査による最新の研究結果にも触れています。中国の歴史と服飾の変遷をつかむための入門書として最適の1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

34
出土品や絵画を元にした再現イラストで、四千年以上に及ぶ中国の歴史を服飾というテーマで切り取り、時代ごとの特徴を簡潔にまとめた一冊。上古から殷・西周代、中世から清や現代にいたるまで、男女それぞれでどのような服装をしていたのか、靴や兵装はどのようなものだったのかなどを時代ごとに紹介。コラムでは近年の発掘調査による最新の研究結果から、各時代の風習や化粧の流行、着こなしのバリエーションなどにも言及されていて、とても興味深く読めました。女性の服装も時代によって大分違うようで、イラストや描写の参考にもなりそうですね。2023/05/17

さとうしん

15
漢代など古い時代の一部の復元案に華夏(漢人)居住地域出土の服装と現在の自治区出土の服装を組み合わせたものがあるのが難。最後のコラムで長衫と旗袍のルーツを単に満洲族の服装とせずに、歴史的な多元的なルーツを求めているのが今風のアプローチということになるだろうか(その妥当性は知らない)2023/04/20

じょあん

7
殷代から現代までの中国の服飾をほぼカラーの図版と解説で紹介してくれている。清代の服飾もそれまでの宋・元・明などの流れの中に位置づけられ、中国の伝統が取り入れられたものであり、完全に満州族のオリジナルに塗り替えられたわけではないというのは目から鱗。明が元を否定しながら、やがてはそのスタイルを取り入れていたのも面白い。本当に良い入門書。2023/06/11

Teo

6
整理されて図示されたのを見た事がなかったので大変参考になった。やはり素人目だと長い歴史の中で変遷があるものの似た感じかななんて思ったが、見慣れたらその差異は歴然としてるのだろう。特に中でも明代の官服の制度が非常に参考になった。そんな仕組みだったのか。2023/08/01

tokumei17794691

6
・類似本は少なく、あったとしても5千円~数万円とかなり高価で手が出ぬ。中国服飾本として、貴重な一冊。・男女の片寄りなく、装飾品も多く取り上げられ、オールカラーで、図版と説明とのリンクがしやすい。やや薄い本だが、密度は十分。・季節ごとの装い(防暑・防寒)や、服の素材の記述が少なく、上流階級中心なのは残念。・「漢服は和服に似ている」とされるが、男性に関してはその通り。だが、女性は深衣以外は、和服に近い印象はない。むしろ、スカートのひだが多いことで、西洋のドレスに近い感じも受ける。2023/04/27

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