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内容説明
「この暗い毎日だからこそ見える光があるのかもしれない」
合わない職場環境から鬱病と適応障害を発症。
心療内科で休職するよう言われるものの、当初は「休む」の正解がわからず「逃げるようで恥ずかしい」と感じていたなおにゃんさん。
しかし徐々に、「休職中に弱い自分を変えたい」と様々な行動をとるように。
Twitterでメンタルや生きづらさを題材にしたイラストが共感を呼ぶなおにゃんさんの実体験をベースにした、著者にとって初となるコミックエッセイです。
「休職して人生が変わった」と語る彼女の人生は、読めば少しだけ勇気が出て、時には休むことも逃げることも大切だよと、教えてくれます。
WEBサイト「ウォーカープラス」の連載分に加え、書籍限定エピソードも大幅加筆!
読めば心がちょっぴり軽くなる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
46
押上に住んでいた会社員時代に、うつになった女性のお話です。オフィスで彼女が受けた仕打ちはパワハラ以外の何物でもなく、怒りを覚えました。なんでも相談できる同僚や人事がなかったことでどんどん辛い状況に陥ってしまった彼女ですが、きっと同じ状況に苦しんでいる人もいるんじゃないでしょうか。戦わなくてもいい、生きているだけで丸もうけです。逃げバンザイ!…知ってたら近所だしうちにお茶に来てもらったのになあ…とか思っちゃうおせっかいなおばちゃんなのでした。2024/06/06
もえ
21
知人からのリクエスト本。なおにゃん2冊目。上司のパワハラからうつ病を発症し休職、その後退職して絵本作家になるまでを漫画にした体験談。ゆるキャラ風の画風で読みやすいが、新人教育という名の壮絶なパワハラと同調圧力でうつ病を患っていく過程が読んでいて辛かった。そんな中でも「休職中は旅行とか行って気晴らししたらいいよ」とアドバイスをくれた人事部長や退職する時にそっと励ましのメールをくれた同期の男性には救われる。また、大企業で休職制度が整っていて休めたことと、最終的に会社からも逃げられたことは本当に良かったと思う。2024/01/10
PyonPyonTokage
9
私も休職からの退職をかましたことがあるため、その辺りのお話はちょっと自分を重ねながら読んでいた。ベトナムに行った時のお話がなんだか気持ちがおおらかになれて好き。2023/11/21
かけだし不動産投資家
8
人生のどん底から少しずつ回復していき、最後は前向きな気持ちで社会復帰されるまでのエピソードが可愛らしい絵と相まってほっこりした気持ちになれる。2024/04/03
ozoz
8
効いた。すっごくいい。漫画後のエッセイがまた効く。自分の休職時期を振り返ることもできたし、「逃げ」という直球な言葉も受け取ることができた。ふるえながら、電話にでる絵に激しく共感。解説の先生の「こころ」の「体力」は限界があるに納得。2023/12/02