鑑の近代 - 「法の支配」をめぐる日本と中国

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鑑の近代 - 「法の支配」をめぐる日本と中国

  • 著者名:古賀勝次郎
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 春秋社(2023/04発売)
  • ポイント 30pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784393341209

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内容説明

近代化にあたって、西洋の「法の支配」に近い法思想として積極的に読まれた「管子」。中国思想におけるその位置づけと、日中の近代化にあたっての受容と交流を描いた比較文明論。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

8
「思想・言論の自由は制限され、人権抑圧も依然続いている…今日の中国の体制を最もよく表現している用語は、「社会主義市場経済」と「社会主義法治国家」であろう。社会主義市場経済は、92年に開かれた中国共産党一四全大会で打ち出された…社会主義法治国家は、97年の一五全大会で登場し、99年の憲法改正で憲法に入った。しかし、ハイエクのような自由主義者からすれば、社会主義市場経済も社会主義法治国家も形容矛盾である。なぜなら、市場経済も法治国家も、自由主義を支える柱であって、社会主義とは相容れないからである」2018/08/20

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