創元推理文庫<br> Y駅発深夜バス

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創元推理文庫
Y駅発深夜バス

  • 著者名:青木知己【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 東京創元社(2023/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784488442217

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内容説明

運行しているはずのない深夜バスに乗り、彼は摩訶不思議な光景に遭遇した――奇妙な謎とその鮮やかな解決を描く表題作、中学生の淡い恋と不安の日々が意外な展開を辿る「猫矢来」、〈読者への挑戦〉を付したストレートなフーダニット「ミッシング・リング」、怪奇小説と謎解きを融合させた圧巻の一編「九人病」、アリバイ・トリックを用意して殺人を実行したミステリ作家の涙ぐましい奮闘劇「特急富士」。あの手この手で謎解きの面白さを提供する、著者会心の〈ミステリ・ショーケース〉。いいミステリ、あります。/【目次】Y駅発深夜バス/猫矢来/ミッシング・リング/九人病/特急富士

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

149
ああ、おもしろっ!最初から最後までやられっぱなし。不気味な始まりにこれ、ホラーですか⁉️と怯えながら読めば本格ミステリーだった!り、嫌な予感しかない展開にこれはイヤミスか、と思えばえっ、そうなの⁉️とまた驚く。とにかく作者の罠にまんまと引っ掛かって転がされまくり、ですよ。5編どれも面白かったけど自分的なベストは最終話の『特急富士』こういう鉄道ミステリーは私は初めて読んだよ。まさかまさかの!ですよ。2024/05/20

えにくす

110
『世にも奇妙な物語』又は『トワイライト・ゾーン』の小説版という感じの、5話からなる短編集。一番の好みは表題作。主人公が運行していないはずの深夜バスに乗って、不可思議な体験をする物語。これはマジのホラーだと思い震えながら読むが、途中でまさかの展開に驚く!しかし本当の恐ろしさが、ラストで待っていた。「九人病」は山奥の集落で発生した伝染病の物語で、ガチのホラーだ。これも途中で安心させておいて、ラストで恐怖が待っている。「ミッシング・リング」は犯人当て物語で、読者への挑戦状付き。誰でも手軽に読める一冊だ。★42023/07/04

ナミのママ

106
「Y駅発深夜バス」「猫矢来」「ミッシング・リング」「九人病」「特急富士」短篇5話。何が魅力かというとミステリからホラーまでバラエティに富んでいる。主人公も会社員、女子中学生、中年作家などさまざまだ。そして全体に漂うのはレトロ感。連作でないのでまとまりはないが、それが気にならないほど、どの作品も読み応えあり。トリックも楽しめた。勝木書店グループ【KaBoSコレクション2025】金賞受賞作品2025/04/14

yukaring

99
帯の〈ミステリ・ショーケース〉という言葉がピッタリ。ケースの展示品にワクワクが止まらない短編集。運行しているはずのない深夜バス。それに乗った彼は不思議な光景に遭遇する。そしてその奇妙な謎と共に解き明かされる残酷な真実とは・・『Y駅発深夜バス』中学生の初々しい恋心と謎の掛け合わせ『猫矢来』読者へ挑戦状を突きつける『ミッシング・リンク』宿で相部屋になった男が語る戦慄の悪夢『九人病』列車を使ったアリバイトリックを駆使する推理作家の誤算とは?『特急富士』あの手この手を使ったミステリで楽しませてくれる大満足の1冊。2023/07/17

ヲム

68
表題作が面白そうと思い購入しました。読み進めると表題作はもちろんのこと、その他の短編も面白かったです!2024/12/06

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