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内容説明
1985~6年、大成建設6人衆+1名(派遣労働者の筆者)が南米の小国ボリビアのアマゾン流域の僻地に降り立った。災害でずたずたにされたODA鉄道復旧工事。
次々と起こる予想外のトラブル、鉄道を飲みこむ大自然の脅威、週に1度脱線する列車、ラテンの恋愛、労働者の死、労働者たちの反目とストライキ、日本人内、ボリビア人内の分裂、貨幣経済の浸透による変わり行く村、コカインの売人の流入、そして技術者たちの矜持。
文明と文明、男と女、人と人、国と国、企業と企業、被支配と支配の構造――それら様々な利害の衝突を乗り越えて、果たして鉄道工事は完成するのか? そして援助が去ったあとの村は?
筆者は22年後に現場を訪れ驚きの事実を知る。
大規模援助の現場を描いた唯一無二の作品である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobu23
5
ボリビアにODAで鉄道を作るプロジェクトに関わり、現地で通訳と総務を行っていた著者による当時の思い出を語る本。 異文化で様々な文化や労働者とのやりとりなど、読み応えがあっておもしろい。2023/06/01
takao
2
ふむ2023/07/09
アシモ
0
なんか思ってたのと違った。 電気がなければ夜這いができてよかったのかな。2023/07/27
びぇ
0
前半は実体験で、後半は一緒に働いていた人へのインタビュー。内容的には面白かったが、前半と後半で2冊な感じだったので、全部読むのは大変だった。 ODAがどのようなものなのかを実際に関わった人の視点から追体験しているという内容だった。2023/06/22
KTakahashi
0
前半はとても読みづらく,投げ出しそうになりました。後半,175ページから読みやすくなりました。海外でインフラ整備をする現場の様子が伝わってきました。2023/05/05