ちくまプリマー新書<br> 偏差値45からの大学の選び方

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ちくまプリマー新書
偏差値45からの大学の選び方

  • 著者名:山内太地【著者】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 筑摩書房(2023/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480684493

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内容説明

多くの高校生が「できればあの有名大に行きたい」と思っている。でも合格するのは上位の数%だけ。だから重要なのは自分に合う「第2志望校」を選ぶこと。足りないのは努力でもお金でもなく情報だ!

目次

はじめに/高校と大学の違い/学部案内──理系編/学部案内──文系編/リベラルアーツを学んで人類の課題を解決する/第1章 文理の壁をすり抜ける/大学に進学するのは当たり前なのか/大学へ行かないとどうなる?/何者かになれるか決まっていないなら/文系と理系とどっちに行くか/どんな学問を学びたいのか早い段階で考える/文系だけど理系大に行きたい/そもそも自分はどうなりたいのか?/将来はやりたいことで考えなくてよい/あなたの仕事が誰かのためになるか/やりたいことを親に反対されます/親を納得させるには/親は心配している/足りないのはお金ではなく情報/タダで神奈川大学に行けるかも/悩んでいるなら受けてみる/夜間という手もある/第2章 お得な国公立大を探せ!/国公立大学は5回受けられる/国公立か私立か?/地方の国公立大学 対 都会の私立大学/地方は文理で就職先が変わる/理系は積極的に地方へ/旧帝大とは?/数学だけで入れる旧帝大がある!?/九大共創という不思議な学部/共創学部に向いている人/九大は芸工も面白い/東北大工学部の魅力に迫る/東北大学工学部の特徴/地方国立なら地元でいいや?/科研費ランキングより自分に合うか/地域産業に根ざした工学部も/農学部・水産学部という道もある/医療系は学費の安い国公立へ/伝統のある人文系学部/経済学部なら旧高商が狙い目/公立という手もある/おすすめ公立大学工学部/地方国公立の生活/なんといっても安い/地方という選択肢/編入が狙える短大/名門大に編入できる!/第3章 厳選! 魅力的な私立大160校/日本全国から優良私立大を厳選!/早慶・GMARCH/【コラム】法政大はMARCHで最弱?/上理・三女子大/成成明学獨國武/【コラム】MARCH 対 國學院/日東駒専・女子大/東京四理工など/大東亜帝国など/首都圏の個性的な大学/【コラム】首都圏の大学受験事情/関関同立/近甲龍産など/関西の注目私大/【コラム】関西私立受験の現状/愛知県の私立大学/【コラム】愛知の大学受験事情/東日本のおすすめ私大/西日本のおすすめ私大/【コラム】地方の大学受験事情/偏差値にとらわれない/第4章 推薦で半分が大学に行く時代の勝ち方/推薦を受けさせてもらえない/自称進学校はなぜ厳しいのか/自発的に勉強しない自称進学校の生徒/反発しても大学に受かるわけではない/高校の先生を説得する/まずは先生の意見を受け入れる/プラスアルファの挑戦としての推薦/推薦だけに絞らない/勝ちに行くために/面接で人と差をつける方法/面接が突破できない人のココがダメ/面接を突破する方法/面接対策で重要なこと/推薦落ちる人のダメな志望動機3つ/難しい言葉は必要ない/指定校推薦で有名大学に行く友達がずるい/オープンキャンパスを制せ!/オープンキャンパスは、ここを見ろ/オープンキャンパスで見るその他のポイント/推薦合格のためのオープンキャンパス活用法/学生にも聞いてみよう/第5章 才能で食べていけるのか?/イラストレーターになりたい/美大が食わせてくれるわけじゃない/美大合格がゴールではない/美大は公立がお得/おすすめ公立美大/美術系の公立短大/理論系の音楽を学べる大学/美大・音大への進学で親に反対される/声優専門学校を親に反対される/専門職大学ってどうでしょう?/専門学校と大学の良いとこどり?/専門学校はあなたに向いていますか/才能で食っていく道/あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

30
教育YouTuberとして理想の大学教育を求めて日本全国約800大学を全て訪問した著者が、今の大学選びをどうするのかいろいろ考察した一冊。実際のところ「有名大に行きたい」と思うけれど、合格できるのは上位数%だけ。だから重要なのは第2志望の選び方を知ること、をコンセプトに、文理を超えた大学の選び方や、やりたい事を反対されたり、学費がなかった時どうするのか、お得な国公立大はどこか、推薦で半分が大学に行く時代の勝ち方など、昔とはだいぶ様変わりしているようですが、現時点での様子が伺えていろいろと参考になりました。2023/05/03

みさと

5
約800校ある全国すべての大学に足を運んで自分の目で大学を見た教育YouTuberが語る。自分の育った地域と偏差値で大学を選ぶ人が多いがそれはもったいない。すべての大学には「そこの大学にしかない学び」がある。自分の住んでいる地域の外に魅力的な教育・研究を行っている大学、本当に自分に合った大学がある可能性を忘れてはいけない。都会の有名大学しか見えないバリアを破れるか。足りないのは情報だ。確かに、「本当に自分に合った大学」を探し出してそこで必死に学び、その後のキャリアを拓くことができたらどんなにすばらしいか。2023/04/26

くぼたか

4
タイトルだけで図書館予約したので、著者のYouTubeも私は存じませんでしたが、中高生にはそちらからの方が取っ掛かり易いでしょう。第二志望選びの重要性がよく分かりました。受験に限らないことですが、情報収集力は必須なので、親としてもう少しサポートしなければと思いました。2023/05/09

sekkey

3
推薦での進学も悪くはないが、受験をくぐり抜けて合格し大学に入学した実感は将来への大きな財産になるのは間違いない。自分が受験した約30年前とは事情も違うのだろう。東大・京大等の国立トップ以外の大学のことが広く浅く紹介されている。深く掘り下げられた内容はあまりないが、進学校の校則が厳しい理由についてのお話には納得2024/04/07

鷹偉 誠也

3
大学選びに親切に噛み砕いて、それぞれの観点での選び方をわかりやすく。推薦反対されている際の親、先生の説得方法まで書かれてるのは親切以外の何物でもない。また簡易版の大学カタログとしても優秀。惜しむらくはこういう情報が本当に届いた方がいい層の高校生はまず新書をなかなか読まないだろうこと。関係者は読んでしっかり伝えることができる引き出しを持っておいた方がいいと思われる。2023/08/26

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