内容説明
平成最初の大晦日。友人と飲んでいた作家志望の俺は、売り言葉に買い言葉でとんでもない約束をしてしまう――この本は、100人の物語(インタビュー)で繋がる! 新たな小説の手法に挑む問題作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
90
はじめての作家さん堂場瞬一。平成を年を追って様々な職種、年代の人にインタビューしていくという構成は面白かったけれど、後半に連れて読むのが少し面倒になったことも確か。話の展開にもう一捻りあるのかもと期待してしまいガッカリ感もすこし残った。2023/08/16
カブ
40
平成を振り返る本書、ドキュメントのように読んでしまったが、最後に「完全なフィクションです。」とある。ちょっと混乱するけど何故か読んでしまった。面白かったのかどうか分からない。2023/05/15
ばんだねいっぺい
26
不思議とインタビューを受ける人たちが小説の登場人物に感じられる。発言に「自己正当化」を感じて、我が身を振り返ろうとなった。2023/06/29
rokoroko
19
大晦日のインタビュー。歴史とか時代とか感じられて楽しかった2024/04/11
rokubrain
16
毎年同じ場所で写真を撮り続け、街の変遷を残す時代の表現方法は時々見かけるが、 本作は、毎年同じ場所で、街の人へのインタビューを通して時代を映そうとした作品。1989~2019、平成の始まりから終わりまでの全30年間。一般的には「失われた30年」と言われている。本当にそうか?経済面ではそうかもしれないが、社会の多様化は着実に進んでいる。(昭和の画一性から)多様化への方向性を試行錯誤しながらも、多様化のそれ自体を固めていった時期。今回辿り着いた私のイメージはこうなった。2024/11/24
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