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内容説明
SF短編、全作品収録の決定版が登場!
2023年、TVドラマ化を機に、藤子・F・不二雄のSF短編シリーズ全111作品+αを単行本全10巻に再編集し、装いも新たに刊行!
「SF・異色短編」シリーズ6冊(第1~6巻)と「少年SF短編」シリーズ4冊(第7~10巻)に分け、それぞれ概ね発表順に収録します。
第3巻の収録作品は以下の通りです。
<第3巻収録作品(SF・異色短編)>
・「どことなくなんとなく」
・「3万3千平米」
・「分岐点」
・「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」
・「T・Mは絶対に」
・「幸運児」
・「一千年後の再会」
・「大予言」
・「老雄大いに語る」
・「光陰」
・「俺と俺と俺」
・「女には売るものがある」
・「オヤジ・ロック」
・「宇宙人レポート サンプルAとB」
・「カンビュセスの籤」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
65
ごく日常の悩みやちょっとした迷いがSFの力で増幅され、とんでもない結末を導いてくる。人間って悲しいなと思いつつも、悩める人間たちが愛おしくも感じてしまう。「パーマン」の大人版とも言える「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」は、無敵の力を得た小池さんが、その力ゆえに破滅的な世界をもたらすという何とも皮肉が効いた話だ。2024/08/22
かんがく
10
時間的にも空間的にも大きなスケールの話が多いが、その中身は男女の関係などの小さな話に落ち着く。ラブストーリーを実験レポートのように書いたり、スーパーマンが病に勝てなかったりするのも同じ視点なのだろうな。2023/08/13
ゆう
9
◆どことなくなんとなく:もしも自分の意識の外がすべて偽物だったら。もうちょっと上手く創ってやれよ、人間は疑り深いぞ。◆3万3千平米:土地に縛られて右往左往する人間の滑稽さが、ヘンテコな異星人?とのやり取りで浮かび上がる。◆分岐点:まるで胡蝶の夢。世界が裏返っても自分は変わらず、犯した過ちも変わらないのがグロテスク。夢と現実の境に現れる子どもに、胸がギュッとなる。◆ウルトラ・スーパー・デラックスマン:不死身の超人をどう倒すか。作者らしい意外性のある答えに、思わず手を叩く。2026/02/14
猪子
7
今回の話でかなり異色だな、と思ったのが『宇宙人レポートサンプルAとB』。 F先生がネームを担当して、漫画部分は小森麻実先生が担当しています。笑っちゃいけないのだけど、ところどころシュールなところがあって面白かった。2人の会話のところは何が何だかわからない。2023/07/22
スローリーダー
4
「サンプルAとB」宇宙人から見た人間観察。化学的、即物的に描写した点にオリジナリティが溢れている。藤子はネームのみで画を別の人が担当するというのも独特。「どことなくなんとなく」核による地球滅亡後、生き残った1個の細胞の記憶が世界を構成する不思議。「分岐点」人生の分岐点で仮に別の道を選べたとしても似たような人生を送ることになる。自分自身が変わらなければ運命は変わらない。収録した15編全てアイディアが面白い。「一千年後の再会」と「カンビュセスの籤」は手塚治虫的な宇宙ロマンに近い。2024/04/28
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