日経ビジネス人文庫<br> 国富論(中) 国の豊かさの本質と原因についての研究

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日経ビジネス人文庫
国富論(中) 国の豊かさの本質と原因についての研究

  • 著者名:アダム・スミス【著】/山岡洋一【訳】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 日経BP(2023/04発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
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  • ISBN:9784296117550

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内容説明

《アダム・スミス生誕300年》

市場とは、労働とは、豊かさとは――。『国富論』は、経済と社会のしくみ、本質を、わかりやすい例と平易な言葉で解き明かした政治経済学の金字塔です。いまなお多くの方々が必読書として推薦されており、現代への示唆に富む内容といえます。本書は、たとえば日本経済新聞を読むように、日常の言葉に移し替えた画期的翻訳で多くの方から好評を博してきた単行本を文庫化したもの。難渋な翻訳調の文章を前に諦めていた方も、古典中の古典である『国富論』を読む好機です。

中巻は、「第三編 国による豊かさへの道筋の違い」と「第四編 経済政策の考え方」を収録。ローマ帝国崩壊後のヨーロッパ経済史を振り返り、輸入抑制や輸出奨励など重商主義政策を批判。植民地政策の誤りを指摘しています。さらに市場独占の弊害を取り上げ、「見えざる手」が社会の利益を高めることに言及します。

【目次】

第3編 国による豊かさへの道筋の違い
 第1章 豊かさへの自然な道筋
 第2章 ローマ帝国の崩壊後に生まれたヨーロッパの旧秩序と農業への障害
 第3章 ローマ帝国崩壊後の都市の発生と発展
 第4章 農村の発展に対する都市の商業の寄与

第4編 経済政策の考え方
 第1章 商業中心の考え方、重商主義の原理
 第2章 国内で生産できる商品の輸入規制
 第3章 貿易収支が自国に不利とされる国からの輸入に対するほぼ全面的な規制
 第4章 戻し税
 第5章 輸出奨励金
 第6章 通商条約
 第7章 植民地
 第8章 重商主義の帰結
 第9章 重農主義――土地生産物が国の収入と富の唯一の源泉または主要な源泉だとする経済政策の考え方

目次

第3編 国による豊かさへの道筋の違い
 第1章 豊かさへの自然な道筋
 第2章 ローマ帝国の崩壊後に生まれたヨーロッパの旧秩序と農業への障害
 第3章 ローマ帝国崩壊後の都市の発生と発展
 第4章 農村の発展に対する都市の商業の寄与

第4編 経済政策の考え方
    はじめに
 第1章 商業中心の考え方、重商主義の原理
 第2章 国内で生産できる商品の輸入規制
 第3章 貿易収支が自国に不利とされる国からの輸入に対するほぼ全面的な規制
 第4章 戻し税
 第5章 輸出奨励金
 第6章 通商条約
 第7章 植民地
 第8章 重商主義の帰結
 第9章 重農主義――土地生産物が国の収入と富の唯一の源泉または主要な源泉だとする経済政策の考え方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

36
倉山満さんが理論的な原則が成り立たない場合は歴史に立ち返ることが大切だと『13さいからのくにまもり』で書いていたが、国富論は原則から理論を打ち立てながらも歴史的な考察も怠らないという点においてはどの本よりも卓越している。金本位制、銀本位制からの移り変わりなど時代が先に進むに従って前提となるものが違うがだからと言って国富論が現代に通じないと言うことはない。そこは読者それぞれが補完して自らの頭で組み替えることも重要になってくる。 スミスは独占を徹底的に嫌いその裏返しとして市場の自由を提起しているにすぎない。2024/08/09

いとう・しんご

11
本書P119で初めて「見えざる手」 invisible hand が登場するけれど、ここまででこの一回しか出てきません。彼の主張の主眼は、「神の見えざる手」、つまり市場の自己調整機能や自由主義の提唱にあるのではなく、有力な商工業者が、独占的で自己中心的な市場創出を求めて政治を主導しようとすること、それによって社会の「自然な」発展と秩序をゆがめていること、の批判にあるようです。2024/02/18

sab

2
富への道筋の国家間の差異、経済政策について(国家がとる政策方針、貿易と関税、税金・補助金による市場への影響、植民地運営) ◆都市・商工業の発達→秩序と善政の確立→個人の自由と安全→農村の領主からの解放、とはなんともトリクルダウンの発想であるが、果たして都市・商工業の発達が秩序と善政の確立に結びついているだろうか。格差の拡大は、トリクルダウンが十分に起きなかったことの証左であるし、先日読んだ「万物の黎明」に照らせば、商工業はおろか農業の発達でさえも個人の自由と安全とは独立した事象同士であるかのように思える。2024/04/18

Akiro OUED

1
貨幣自体に価値があるのではなく、貨幣と交換できる商品に蓄積された労働にこそ価値がある。正論だが、お金を獲得すればするほど、さらに金が欲しくなるのはなぜか。自由競争を謳歌してるはずの資本家が、労働者搾取を強化し、カルテルを組む。スミスの想定より、世間には善人が少ない、らしい。2024/07/28

KM

0
中巻は国の発展、経済政策に対して論じている。国の発展については、面白いなと思ったのは労働によって国が発展していくのだが、ある程度発展していくと国の支配者が国の発展に関係のない宝飾品に目が眩んで労働の対価、権力を失っているところや穀物不足に陥る原因は戦争や不作によるもので商人の買い占めによるものである場合は少ない(これは今日本に起きていることにもつながるが)といったところでした。また、植民地の統治に関する章等時代背景にあった記載は参考になった。所謂、神の見えざる手の記載もあり。2025/09/11

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