出版社内容情報
お茶会では必ず拝見する茶道具。その本当の味わいどころはどこにあるのかを、茶道界の重鎮・堀内宗心氏と数奇者の岩崎博氏がその味わいどころを語り合います。
内容説明
茶道具の種類は、多岐にわたり、道具のレベルも多様である。本書では、茶道具をより深く識ることの面白さや蒐集することの楽しみをわかっていただくことを目的としている。茶道界の重鎮として尊敬を集める表千家理事の堀内宗心宗匠と、福山市在住の医師で数寄者でもある岩崎博氏のお二人に、永年にわたって愛蔵されてきた茶道具を披露していただき、その味わいどころを、お互いに忌憚なく語っていただいた。
目次
1章 道具を組む楽しみ(薄茶一服のもてなし;数寄道具の取り合わせ ほか)
2章 茶道具の見どころ味わいどころ―対談 堀内宗心×岩崎博(茶入;薄茶器 ほか)
3章 茶道具を求めて骨董屋へ(はた古美術(大阪)
有隣館(大阪) ほか)
4章 初心者のための道具の基本と扱い方(茶入;薄茶器 ほか)
著者等紹介
堀内宗心[ホリノウチソウシン]
大正8年京都に生まれる。昭和19年京都帝国大学理学部卒業。昭和21年、兄幽峯斎宗完の死去に遭い、長生庵を継ぐ。同年表千家不審菴入門、以後内弟子として表千家家元・即中斎宗匠に師事。昭和28年第十二代堀内宗完を襲名する。平成9年、甥の堀内国彦氏が宗完を継ぎ、著者は宗心を名乗る。平成11年表千家家元より的伝を受け、今日に至る
岩崎博[イワサキヒロシ]
昭和2年福山市に生まれる。九州大学医学部卒業。山口日赤病院皮膚科部長を経て、昭和34年福山市に開業。現在に至る。骨董趣味から茶の湯に傾倒。数寄者の茶を探求する。同45年に茶室「鶴庵」を建てる。茶の湯に使える道具や裂を求めて、中近東・シルクロード、インド、東南アジアと各地を巡る
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