人権の哲学

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人権の哲学

  • 著者名:木山幸輔【著】
  • 価格 ¥6,820(本体¥6,200)
  • 東京大学出版会(2023/03発売)
  • ポイント 62pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784130362849

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内容説明

★講評・宇野重規(東京大学教授)
「人権の哲学」とはあまりに大きなテーマと思われるかもしれない。言うまでもなく、人権に関して、その普遍性や歴史をめぐって数多くの議論が積み重ねられてきた。さらに、憲法学や法哲学、政治学や倫理学などの分野において、個別の思想家や理論家、あるいは学派についての研究も数多くなされてきた。

しかしながら、本書が注目するのは、人が人であるがゆえに持つ権利である人権についての哲学的な根拠である。特に近年の英米圏の政治哲学における、人権の正当化根拠をめぐる「政治的構想」と「自然本性的構想」の対立に焦点を定めている点に最大の特徴がある。選考にあたっては、膨大な先行研究を丹念に整理し、自らの立場を明確に示していることが高く評価された。(中略)

人権を根拠に「人道的干渉」が行われる現在、人権をめぐる議論がますますグローバルな文脈で展開されるようになっている。本書の理論的示唆はもちろん、実践的示唆もきわめて大きい。多くの方に読んでいただけることを期待したい。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

inu

2
前半は、ロールズ以降の政治/法哲学における人権の哲学の対立軸である政治的構想(ロールズ、ラズ等)と自然本性的構想(グリフィン)の対立について書かれており、政治的構想への批判から始まり、著者が擁護する自然本性的構想へと至る。後半は言わば応用編で、前半で提示された自然的構想に基づく人権からデモクラシーは人権と言えるかや、開発援助についてどのように評価できるかが書かれている。緻密な議論が積み重ねられており、一読しただけでは理解しきれていない。時間を置いてもう一度読み直したい。2023/03/07

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