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内容説明
近年、発達障害と呼ばれる子どもが劇的に増えています。文科省が出している数字を見ると発達障害が疑われる子は、この13年で約10倍に。ただ、35年にわたって子どもの脳・育ちに向き合ってきた著者は、増えているのは発達障害の子ではなく「発達障害もどき」ではないかと話します。発達障害もどきとは一体何か、発達障害もどきから抜け出すにはどうすればいいのか――。臨床経験35年以上の小児科医が、増え続ける発達障害児の中にいる「発達障害もどき」について初めてまとめた一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
65
脳が育つ順番があり、脳の成長バランスが崩れると「発達障害もどき」に。バランスの崩れを直す唯一の方法が「生活の改善」だと言い切っていらっしゃる。成田先生のことを知ったのは、NHKの「ラジオ深夜便」でのお話。発達障害を疑われる子どもの多くは、睡眠や食事の生活改善によって問題点が解決あるいは軽快するという話に納得。やはり、大人は子どもを叱らずに・・・。2024/05/06
ナミのママ
61
少子化で子どもの数は減っている。にもかかわらず2006年には全国で7千人足らずの発達障害児が2020年には約14倍の9万人超え。そもそも医療従事者でもない人が心理検査もせずに、安易に発達障害とレッテル貼りをする事に憤りを感じている。長い臨床経験を持つ著者による分かりやすい内容。(職場)2023/04/14
Die-Go
54
図書館本。いわゆる「発達障害」と呼ばれる子どもたちの中には、脳機能の問題ではなく生活習慣によって「発達障害もどき」とも言える行動様式を取ってしまうこともあると言う。これは育児の課題も大きくあるよう。被虐対児にも同様の傾向があるように思う。本来伸びるはずのものもが、阻害されてしまっていることは往々にしてあるのだろう。★★★☆☆2024/04/20
本詠み人
50
心理学の勉強をしていて、発達心理学や教育心理学を学び、私たちの子どもの頃より、若しくは私が子育てをしていた頃より発達障害の子どもが多くなってるな…と感じていた。でもそれは発達障害ではなく「発達障害もどき」が多いのでは…と、臨床経験豊富な小児脳科学者はいう。0〜5歳までは脳幹や間脳、小脳、扁桃体などを育てる大切な時期だ。だが現代では大人も子どもも夜型の生活が増え、夜遅くまで寝ない子は朝起きられず、正しい生活リズムが身につけられずに育つ。それが脳の発達にも影響を与え「発達障害もどき」を増やしているようだ。2023/07/05
たまきら
46
読みながら少し困惑しました。…発達障害の定義があいまいになり「あの子もその子も発達障害」状態…?う~ん、だったら特性と考えて学習の手段を変えればいいのか…?読めば読むほど著者の意図していることがわからなくなってきました。ただ、シンプルな「早寝早起ききちんとごはん」という規則正しい生活がストレスを減らすことは明白です。ルーティンにすれば戸惑いが減りますからねえ…。原始人を見習うのなら、やっぱり昔はなかった農薬などの化学物質にも言及してほしかったなあ…。2024/02/14
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