内容説明
手づくり茶筒の老舗「開化堂」、
創業明治8年、つくるモノは当時のままの茶筒。
……にもかかわらず、
●なぜ、令和の現在でもうまく続いているのか?
●ティーバッグやペットボトルの普及で茶筒がないお宅も多い中、どうして近年、話題になってきたのか?
●どうやって、海外でも売れるようになったのか?
●どうすることで、開化堂を応援してくれるコアな人たちが生まれたのか?
商いをやめる寸前だった老舗が世界中で推されるようになるまでのやさしくてすごい商売論。
どんな業態であっても当てはまる、時代やお金に振り回されずに、
長くゆっくりと繁栄する秘訣をお伝えします。
この本の目次(一部を抜粋)
はじめに:疲弊なく自然体で、仕事も個人も営みを続けていくために
・150年変わらずに茶筒をつくり、商う仕事
・社会が変わっても、人には変わらないものがある
・小さく、急がず、人間らしく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
32
著者は京都にある茶筒工房「開化堂」の六代目。河原町通沿いでカフェも経営しているらしい。古き良き家族経営の輪をお客さんや取引先にまで広げ、守るべきものを守るためにゆるやかで小さな進化を続ける。安易なノウハウ化に潜む落とし穴や言葉にして伝えることの功罪、さらにファンと推しの違いに関する著者の論は的確で鋭い。利潤至上主義に堕さず、いいモノを作っていけば結果は必ずついてくるという職人的なスタンスが心地良い。こういう街の本屋があったら通い続けるし推しまくる。人手不足の薄利多売で疲弊した心身を「響筒」の音で癒したい。2023/10/21
じーも@この度本屋さんとかを開きました
1
流し読み。途中までは読んだけど…今ではなかったのかな。もちろん一つの考え方だなぁ、とは思った。2023/05/28
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