内容説明
毒家族から何らかの形で虐げられているのなら、自分の本来の人生を取り戻すために縁を切ったほうがいい。自らも毒親に悩まされた過去を持つ著者が、自身やクライアントの実体験を随所で紹介しつつ、毒家族との関係に苦しむ多くの人々を励まし、誰よりも自分を一番大切にすることを教えてくれる、傷ついた心を癒やす一冊です
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
44
夫チョイス。「毒親」は英語でも「Toxic family members」。心理学の先進国には毒親との絶縁を専門に扱う心理学者がいるんですねえ。この本では絶縁を考える人によりそう内容であり、同時に具体的なマニュアルでもあります。「幸せのヒント」だけでも素晴らしい気付きの一言ですし、絶縁後どうしても参加しなくてはいけないイベントがあった時の対処法まで紹介されているのには脱帽です。…読みながら絶縁されてしまった親はどう距離を保つべきなのかなあ…と、加害者側のことも少し思いました。一読の価値がある指南書です。2023/07/03
もちもちかめ
19
流行りの毒親本。虐待サバイバーである心理学者の本。後半に一例だけ本人の被害を披露してくれているが、壮絶アンド身近でわかりみが深く読んで傷つくレベル。見ようによってはなにか善意の意図があるのでは、と無理矢理にでも勘ぐれる絶妙な意地悪、ものすごく分かる。ここで学んだこと。他の人のエゴを守るために、自分を卑下しないこと。今のタイミングでこの本読んだからこそ分かる、私への金言。私は見事にサバイバルしたけれど、寄り添ってくれた愛する人が全部助けてくれたんじゃない。自分が頑張ったから。その勇気と献身を、讃えなさい。2023/12/13
mochiomochi
12
定期的に読みたくなる、毒親関連本。何かのネット記事におすすめで出ていて、図書館で借りて読んだ。 ロジカルにまとまっていて、「ヒント」として大切なところは平易に書かれている。ちょっとしたワークも随所にあり、ただ読むだけでなく、毒親サバイバーに働きかける内容でもあった。苦しくなる根源に「恥」がある、という発想は、これまで読んできた他の毒親本とは違う内容で、新しく感じた。一冊、手元に置いておきたい本だと思えた。買います。2024/10/23
ゆき
4
毒家族から虐げられて育ち、家族との絶縁という選択を取らざるを得なかった著者の体験を踏まえて、心理学者という立場から毒家族との付き合い方や絶縁の仕方まで、心に寄り添いながらアドバイスされています。私も家族と距離を置く身としてとても参考になり、「私は間違ってなかったんだ」と再確認できました。精神疾患の診断DSM-5のパーソナリティ障害B群のリストが、うちの家族がほとんどコンプリートしていたので、離れて良かったと思いました。2024/12/13
ひかり
2
出会えてよかったと思える本。読むのがしんどくて、読みながら何度も泣いてしまった、出会えてよかった2023/09/02
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