創文社オンデマンド叢書<br> レーオポルト・フォン・ランケ 歴史と政治

個数:1
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

創文社オンデマンド叢書
レーオポルト・フォン・ランケ 歴史と政治

  • 著者名:村岡晢【著】
  • 価格 ¥6,820(本体¥6,200)
  • 講談社(2023/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 1,860pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

【内容紹介・目次・著者略歴】
実証主義的歴史学の父ランケ(1795-1886)の歴史家としての自己形成とその歴史学的手法について、詳細に解明する重要書。

【目次】
まえがき
第一章 史家ランケの形成
一 最初の環境――故郷と家庭 二 ドンドルフとシュールプホルタ 三 ライプツィヒ大学 四 フランクフルト・アン・デア・オーデル 五 歴史家の形成 六 ベルリンの生活 七 『ローマ的・ゲルマン的諸民族史』と『南欧の諸君主・諸民族』
第二章 南方旅行
一 由来と旅程 二 現実世界に対する体験 三 Labor ipse voluptas 四 イタリアの自然、芸術、宗教 五 むすび
第三章 『ドイツの分裂と統一』について――「歴史学と政治」の問題――
一 『歴史=政治雑誌』の成立 二 『ドイツの分裂と統一について』 三 歴史学と政治 四 むすび
第四章 若きゲレスにおけるドイツ民族性観の確立――ランケの歴史的国家の理念理解のために――
一 ランケの歴史的国家の理念 二 ゲレスの『パリ滞在記』 三 ゲレスのフランス革命観 四 ドイツ民族性の観念 五 ドイツ民族性のあらわれとしてのランケの思想
第五章 ザヴィニーの「民族精神」について――ランケとザヴィニー――
一 ランケとザヴィニー 二 「民族精神」――言葉の成立 三 「民族精神」――思想の系譜 四 ザヴィニーの「民族精神」思想 五 むすび
第六章 ランケ史学成立についての熟考
第七章 ランケとフリードリヒ・ヴィルヘルム四世――「歴史家と政治家」の問題――
一 両者の関係 二 ランケの政治思想と王の政治思想 三 フリードリヒ・ヴィルヘルム四世の人物 四 一八四八年の革命時代におけるランケの意見書 五 歴史家と政治家
第八章 ランケとバイエルン国王マクシミリアン二世――ランケ史学の本質――
一 両者の関係 二 ベルヒテスガーデンの交歓 三 人類の道徳的進歩について――史学の本質 四 むすび
第九章 ティエールとの会談
一 両者の関係 二 普仏戦争に至るまで 三 会談の内容 四 ランケとドイツの統一
第一〇章 マイネッケのランケ像を中心として
一 国家観・政治思想 二 歴史観 三 ランケの全体像 四 ランケと現代

ランケ年譜
人名索引

村岡 晢
1911~1996年。西洋史学者。早稲田大学名誉教授。東北帝国大学文学部卒、文学博士(東京大学)。専門は、ドイツ近代史。
著書に、『フリードリヒ大王研究』『ランケ』『フリードリヒ大王 啓蒙専制君主とドイツ』『近代ドイツの精神と歴史』『レーオポルト・フォン・ランケ 歴史と政治』『史想・随想・回想』『続史想・随想・回想』『新稿西洋史』(池田哲郎、西村貞二共編著)『西洋史要』(池田哲郎, 西村貞二共編著)『ヨーロッパ世界の史的形成』(共著)など、
訳書に、ヴィルヘルム・ディルタイ『フリードリヒ大王とドイツ啓蒙主義』『ランケ選集 第1巻 (歴史・政治論集)』(共訳)ヴィンデルバント『近世哲学史 上巻』(共訳)レーオポルト・フォン・ランケ『世界史の流れ』などがある。

※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

目次

まえがき
第一章 史家ランケの形成
一 最初の環境――故郷と家庭
二 ドンドルフとシュールプホルタ
三 ライプツィヒ大学
四 フランクフルト・アン・デア・オーデル
五 歴史家の形成
六 ベルリンの生活
七 『ローマ的・ゲルマン的諸民族史』と『南欧の諸君主・諸民族』
第二章 南方旅行
一 由来と旅程
二 現実世界に対する体験
三 Labor ipse voluptas
四 イタリアの自然、芸術、宗教
五 むすび
第三章 『ドイツの分裂と統一』について――「歴史学と政治」の問題――
一 『歴史=政治雑誌』の成立
二 『ドイツの分裂と統一について』
三 歴史学と政治
四 むすび
第四章 若きゲレスにおけるドイツ民族性観の確立――ランケの歴史的国家の理念理解のために――
一 ランケの歴史的国家の理念
二 ゲレスの『パリ滞在記』
三 ゲレスのフランス革命観
四 ドイツ民族性の観念
五 ドイツ民族性のあらわれとしてのランケの思想
第五章 ザヴィニーの「民族精神」について――ランケとザヴィニー――
一 ランケとザヴィニー
二 「民族精神」――言葉の成立
三 「民族精神」――思想の系譜
四 ザヴィニーの「民族精神」思想
五 むすび
第六章 ランケ史学成立についての熟考
第七章 ランケとフリードリヒ・ヴィルヘルム四世――「歴史家と政治家」の問題――
一 両者の関係
二 ランケの政治思想と王の政治思想
三 フリードリヒ・ヴィルヘルム四世の人物
四 一八四八年の革命時代におけるランケの意見書
五 歴史家と政治家
第八章 ランケとバイエルン国王マクシミリアン二世――ランケ史学の本質――
一 両者の関係
二 ベルヒテスガーデンの交歓
三 人類の道徳的進歩について――史学の本質
四 むすび
第九章 ティエールとの会談
一 両者の関係
二 普仏戦争に至るまで
三 会談の内容
四 ランケとドイツの統一
第一〇章 マイネッケのランケ像を中心として
一 国家観・政治思想
二 歴史観
三 ランケの全体像
四 ランケと現代

ランケ年譜
人名索引